午前6時台に成田空港を出発するLCCの早朝便。運賃がお得で現地での時間が有効活用できますが、始発電車ではチェックイン時間に間に合いません。そこでLCC早朝便に対応した無料送迎を実施している成田空港周辺のホテルに実際に前泊してみました!
午前6時台成田空港発のLCCに乗るには?早朝送迎を行うホテルを活用
成田空港を午前6時台に出発するLCCの早朝便。航空券の価格も比較的安く時間も有効活用できるので旅に活用したいチケットですが、問題となってくるのが「どうやって成田空港に到着するか」です。
LCCは出発時間の約30分前にはチェックインを締め切るので、午前6時台の早朝便に乗るには、午前5時すぎには空港に到着する必要があります。残念ながら始発電車では間に合いません。深夜早朝に運行するLCCバスもありますが、バス停までどうやって行くのかも問題ですよね。
そんなLCC早朝便を利用する際に心強い味方になってくれるのが、成田空港周辺のホテルです。LCCの早朝便に合わせて午前4時台・5時台に送迎バスを運行していて、前泊の利用者向けにお得な宿泊プランを提供しているホテルもあります。
成田空港周辺 早朝無料送迎のあるホテル
ホテル名 | 無料シャトルバス 時刻表 |
---|---|
マロウドインターナショナルホテル成田 | 4:30発 4:40着 |
成田エクセルホテル東急 | 4:30発 4:45着 |
ホテル日航成田 | 4:40発 4:50着 |
成田東武ホテルエアポート | 5:00発 5:05着 |
成田ゲートウェイホテル | 4:40発 5:10着 |
成田ビューホテル | 4:40発 5:10着 |
東横イン成田空港 | 4:50発 5:00着 |
アパホテル京成成田駅前 | 5:25発 5:40着 |
(2017年6月 LCC STYLE編集部調べ)
成田空港に隣接するホテル「成田東武ホテルエアポート」
LCC STYLEでは早朝送迎を行っているホテルに実際に宿泊し、その利便性を取材しました。
今回前泊に選んだのは「成田東武ホテルエアポート」。成田空港第3ターミナルに隣接していて空港への交通の便が良いホテルとして知られています。
「成田東武ホテルエアポート」では、午前6時半までにチェックアウトすることを条件に通常料金の半額以下で宿泊することができる「早朝出発プラン」を提供しています。まさにLCC早朝便にピッタリなホテルの一つです。
東京駅からホテルへのLCCバスも
「成田東武ホテルエアポート」へはJR成田駅や成田空港の各ターミナルからは無料の送迎バスが、東京駅からはLCCバスの「THEアクセス成田」(1,000円)がホテルへのバスを運行しています。仕事終わりの夜の時間帯でもスムーズにホテルに移動できます。
重いスーツケースもバスのトランクに預けられるので、LCCで旅する女子にも嬉しいポイントです。
旅気分が高まるラグジュアリーなホテル内
成田東武ホテルエアポートに到着すると、清潔感のあるロビーが広がります。
チェックインもスムーズ。
ラグジュアリーな雰囲気のロビーに、旅気分が高まります。
廊下も広々としているので、スーツケースを引くのも楽々です。
さあ、お部屋はどんな感じなのでしょうか?ワクワクしますね!
2016年12月に一部リニューアル「スタンダードツインルーム」
今回泊まったお部屋は「スタンダードツインルーム」。清潔感のある白地にブルーを効かせた壁紙やソファーがとってもオシャレです。
客室の一部は2016年12月にリニューアル。可愛らしいお部屋にお邪魔したような、リラックスできる雰囲気です。
広々としたベッドは一つ一つの幅が140cmもあるダブルベッドサイズ!手足を伸ばしても寝返りを打ってもじゅうぶんな余裕があります。
ふかふかの羽毛ふとんがかけられたデュベスタイルのベッドは寝心地も抜群です。
女子旅の前泊にも嬉しい機能的なお部屋
旅仕度のお洋服をしわにならないようにずらりとかけられるほどの、余裕あるクローゼット。
ビジネスマンだけでなく、女子旅の前泊にも嬉しいつくりですよね。
さらにお部屋には浴衣も用意。トラベル用の部屋着を前泊時から出さなくても良いのは嬉しいですよね。
ヘッドライトやスマホ置き場 嬉しい心配り
それぞれのベッドには自在に動かせるライトが付いています。明日の予定チェックや眠る前の読書など、就寝前のひと時にとても便利。
枕の上の棚のちょっとしたスペースもスマホを置いたりメガネ・ピアスを置いたりと、とても重宝しました。
それぞれのベッドサイドにはコンセントを完備。スマホを充電しつつそばに置いておけるので便利です。
お部屋にある電源は目に見える範囲のコンセントだけで6ヶ所。スマホやデジカメの充電、ホットカーラーと女子旅前夜のお仕度には充分な数です。コンセントが客室に6個もあるホテルって意外と貴重なのではないでしょうか?
些細なことですが、「あ。これうれしい!」と気づくポイントが「成田東武ホテルエアポート」の客室にはたくさん散りばめられています。
館内全てに無料のWiFiを完備
「成田東武ホテルエアポート」では客室はもちろん館内に無料のWiFiを完備。パスワードなしで簡単につなぐことができます。
データ容量を気にせずに、明日の旅の下調べができますね。
のどが乾いたら、部屋に備え付けの煎茶・コーヒーでちょっと一息。
冷蔵庫の横にコップ、マグカップ、アイスピッチャー、電気ポットなども完備しています。
水回り&アメニティーは?
気になる水回りですが、備え付けのシャンプー・ボディーソープ・コンディショナーは資生堂。
アメニティーもコーム、かみそり、ヘアキャップ、歯ブラシセットなどと必要なものは一式揃っています。
特に感動したのが、こちらの洗顔フォーム。ハンドソープ兼用でこちらも資生堂のもの。
押すときめ細かいホイップ状になって洗剤が出てくるのですが、これがまた柑橘系のいい香りなのです!月見草オイル配合で、洗った後も肌がしっとりしているのが特徴です。
ドライヤーはパナソニックのイオニティシリーズ。マイナスイオンの風で髪をいたわりながら乾かすことができるので、女性に優しいドライヤーです。(部屋により異なる)
前泊するだけではもったいない程のアメニティーの数々です。
フカフカの枕は贅沢な二個使い。快適な眠り心地にこだわりたい女子が喜ぶポイントでもありますね。
さあ、あとはぐっすりと眠るだけ。寝心地が良すぎて、寝坊しないようにしてくださいね。
朝ごはんを食べたいけれど・・・
快眠の後は朝ご飯と行きたいところですが、残念ながら「成田東武ホテルエアポート」のレストラン「オアシス」での朝食提供時間は朝6時から。
早朝の成田空港行きのシャトルバスに乗る人は利用できませんが、朝食ビュッフェにも定評があるので、時間に余裕のある方は是非モーニングもしてみてくださいね。
朝5時台の無料シャトルバスで成田空港へ
時刻は午前5時半。チェックアウトを済ませ、ホテル正面入口から第3ターミナルへと向かうシャトルバスに乗り込みます。
「成田東武ホテルエアポート」では午前5時、午前5時半、午前6時発と早朝時間帯にも成田空港行きの無料バスを運行しています。
わずか5分で成田空港に到着!
「成田空港に一番近い」成田東武ホテルエアポート。シャトルバスはわずか5分でLCCのメインターミナル・成田空港第3ターミナルのバス到着口に到着します。
エスカレーターを昇ってまっすぐ進むと、そこはもうLCCのチェックインカウンターです!
LCC早朝便+成田ホテル前泊は大いにアリ!
今回利用した「成田東武ホテルエアポート」の「早朝出発プラン」。料金は公式サイトからの予約で2人1室約8,000円でした。
一人当たりにすると約4,000円で、しっかりリフレッシュして朝から元気に動けることを考えると、「LCC早朝便+成田ホテル前泊」は選択肢の一つとして大いにアリだと感じました。昼間の便の航空券の料金の差額と比べてみて、活用してみてくださいね!
それではLCCに乗って、今日も行ってきます!
成田東武ホテルエアポート
住所:〒286-0106 千葉県成田市取香320-1
TEL: 0476-32-1234(代表)
公式HP:https://www.tobuhotel.co.jp/narita/
撮影協力:成田東武ホテルエアポート
取材:LCC STYLE編集部 千田朋子
モデル:LCC STYLE旅ガール 小林らら