香港のLCC「香港エクスプレス」。今年の初夏から石垣・鹿児島・高松にも就航し日本路線が拡大中です。気になる座席間隔を調査してみると、ある側の方が広いという衝撃の結果に!珍しい「点心」の機内食など、まだ乗った事の無い人必見の搭乗記を紹介します!
京急の深夜早朝バスで羽田空港へ
4月13日水曜日、午前4時半。いがモバはLCC「香港エクスプレス」の午前6時半すぎに出発する便に乗るためにJR蒲田駅にやってきました。
JR蒲田駅の東口の4番乗り場からは午前4時半発の京急バスの羽田空港国際線ターミナル行きの早朝バスがあります。
これに乗ると午前4時50分に羽田空港の国際線ターミナルに到着するので、羽田を朝6時以降に出発するLCCのチェックインに間に合います。
午前4時50分すぎ、早朝なので渋滞もなくスムーズに羽田空港の国際線ターミナルに到着します。
蒲田駅発の早朝バスの運賃は深夜早朝割り増しがあるので560円です。
香港エクスプレスのチェックインカウンター
午前5時にも関わらず羽田空港国際線ターミナルの香港エクスプレスのチェックインカウンターは多くの搭乗客でにぎわっていました。
香港エクスプレスの無料で機内に持ち込める荷物の重さは7キロです。(公式HP)
羽田のチェックインカウンターではスーツケースの荷物しか重さを測らなかったので、重い物は手荷物の方に持っていたほうがいいかもしれません。
公式アプリのモバイル搭乗券は羽田では使用不可
2月から香港エクスプレスの公式アプリの提供が始まり、モバイル搭乗券の機能が使えるようになりました。
とても便利な新機能ですが、2016年4月現在残念ながら羽田空港のシステムが対応していないので、このままセキュリティーチェックに進むことはできません。
チェックインカウンターでいったん搭乗券を印刷してもらう必要があるので注意して下さい。
免税品の受け取りをお忘れなく!
手荷物検査と出国手続きを終えた後はセキュリティーエリア内に入りますが、最近話題の市中免税店で購入した免税品の受け取りを忘れないようにして下さい。
羽田空港の中免税店の引渡しカウンターは114番ゲートの先、フードコートの向かいにあります。
いがモバが4月1日に東急プラザ銀座のロッテ免税店で購入した免税品もここで受け取りました。(銀座三越の「Japan Duty Free GINZA」で購入した免税品もこちらで受け取り)
実は、恥ずかしながら引換券を忘れてしまったのですが、搭乗する便の搭乗券とパスポートで照会ができたので、無事に受け取ることができました。照会には少し時間がかかるので、ぜひ出かける前には引換券をパスポートと一緒に持っていく事を忘れないようにして下さいね。
午前6時すぎ 香港行きの搭乗開始
午前6時すぎ。香港行きの香港エクスプレス625便の搭乗が始まります。
香港エクスプレスはエアバスA320型機を使用
こちらがこの日搭乗する香港エクスプレスの機体です。
香港エクスプレスはエアバス社のA320型機を使用しています。
シューマイ号!香港エクスプレスの機体には名前がある
香港エクスプレスに搭乗する際は、入口のドア付近に書いてある名前に注目してみてください。
この日の香港エクスプレスの機体は「シューマイ号」。香港エクスプレスの新塗装の機体には香港の点心にちなんだ名前がついています。(名古屋便にちなんだ「手羽先号」も)
可愛らしい名前に、ちょっとホッコリする瞬間です。
香港エクスプレスの機内
こちらが香港エクスプレスの機内です。ジェットスターと同じA320型機を使っているので、一見すると同じ飛行機に見えます。
香港エクスプレスの座席はジェットスターと同じ!「膝ドン」に注意
こちらが香港エクスプレスの座席です。
ジェットスターと同じで腰の部分が極端に薄くなっているので、後ろの人の膝が当たると前に影響します。
通称「膝ドン」と呼ばれていて、いがモバはこの座席が苦手なのですが、座席でくつろぐときは前の座席に膝がぶつからないように気を付けて下さいね。
香港エクスプレスの座席の前後間隔は?
LCCで気になるのが座席の前後間隔ですよね。
香港エクスプレスの新塗装機は左側の座席(ABC)と右側の座席(DEF)で前後の間隔が違います。
まず、こちらが右側DEFの座席のスペースです。身長175センチのいがモバが座ると握りこぶし1つ分のスペースが空いています。
香港エクスプレスは左側座席の方が広い!
そして、こちらが香港エクスプレスの左側座席(ABC)の座席のスペースです。
身長175センチのいがモバが座ったところ、にぎりこぶし1つ以上のスペースが空いています。
実際に座った感覚だと、かなり広く感じるので、香港エクスプレスの座席指定をする際は左側ABCを指定したほうがお得です。
[aside type=”normal”]※香港エクスプレスでは香港航空の機体を使用する場合があるので、その際はこの限りではありません。[/aside]
20分遅れで羽田を離陸!空の旅のスタート
香港エクスプレスの625便は約20分遅れで羽田空港を出発しました。
約4時間半の空の旅のスタートです。
日本人も乗務!香港エクスプレスの客室乗務員
離陸後、シートベルトサインが消えると機内販売が始まります。
この日の便には日本人のCAさんも乗務していました。
香港エクスプレスの機内食メニューを公開!
機内の楽しみの一つが機内食ですよね。こちらが香港エクスプレスの販売する機内食のメニューです。
上海風焼きそばやタイのグリーンカレー、点心セットなどもあります。価格はすべて65香港ドル(約900円)でした。
香港エクスプレスの軽食・ドリンクメニュー
こちらはカップ麺などの軽食とドリンクのメニューです。
カップ麺は30香港ドル(約400円)と少し割高かもしれません。
香港エクスプレスの話題の機内食が到着!
香港エクスプレスの数ある機内食から、いがモバは「点心セット」を選んでみました。
プーアル茶とセットで90香港ドルです。(約1200円)
香港エクスプレスには「点心」の機内食がある!
こちらが香港エクスプレスの名物機内食の点心セットです。人気なので便によっては品切れの時もあるそうです。
点心セットには5種類の点心が入っていました。
こちらは点心セットの中の海鮮シューマイ。
プリッとしていて、機内食とは思えない美味しさです。
香港エクスプレスの点心セットの絶品ちまき
香港エクスプレスの「点心セット」の中でも絶品だったのが、こちらのちまき。
味がしみ込んでいて、ほおばると思わず笑みがこぼれる美味しさです。
到着前から香港気分を満喫できる「点心セット」、ぜひ一度試してみて下さいね。(事前予約で割引あり)
エアポート・エクスプレスの乗車券を割引販売
香港エクスプレスの機内では香港空港と市内を約24分で結ぶエアポート・エクスプレスの乗車券を割引価格で販売しています。
ただ、あくまで引換券の販売なので到着後にエアポート・エクスプレスの窓口に行く必要があるので注意してください。
免税品販売に変わり種のガジェットも
香港エクスプレスでは免税品の販売も行っています。
免税品の販売カタログにはちょっと変わったモバイル関連のガジェットも売っていました。
上空の気流が悪く激しい揺れに襲われる
この日は上空の気流が悪かった為、離陸後3時間を過ぎたあたりから断続的に激しい揺れに襲われました。
これまで多くの便に乗ってきましたが、久々に「やばいかも」と思うレベルの揺れが続きました。隣の席の女の子が嘔吐してしまうアクシデントも発生。
機長も長いアナウンスを入れる余裕が無く、香港の気温を短く伝えアナウンスが突然終わりました。乗客も機長のあまりに短いアナウンスに不安になり、機内がざわつきました。
こういう時こそ「安全」という事を平常心で伝え、乗客を安心させることが大切だと思うので、ぜひ改善してほしいと思いました。
無事に香港空港に到着!
最後まで強い揺れがありながら、香港エクスプレス625便は香港空港に無事に到着しました。
この日のフライトは気流が悪かった為、機内販売の時間が十分に取れませんでしたが、機内の雰囲気は明るく快適に香港まで行くことができました。
今年の初夏からは石垣島・鹿児島・高松にも香港エクスプレスが就航するので、この搭乗記が参考になれば幸いです。お得な航空券を販売しているので、ぜひ香港エクスプレスのHPをチェックしてみて下さいね。
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。