中国最大のLCC春秋航空。今、注目なのが上級クラスの「スプリングプラス」。大手のビジネスクラスよりお得な料金で、預け荷物、専用カウンターと優先搭乗、絶品機内食が無料付帯!出張コストを抑えつつも上質なサービスを求める日中ビジネスマン必見です!
賢いビジネスマンが注目!春秋航空の上級クラス「スプリングプラス」
中国最大のLCC「春秋航空」。いがモバではこれまで2回にわたり、本社の様子や各部門の責任者の方に独占取材を行ってきました。春秋航空で働く方の「 情熱」に、いがモバが今まで抱いてきたイメージはすっかり変わりました。
そんな春秋航空が今、力を入れているのが「スプリングプラス」と呼ぶ上級クラス。無料の手荷物が25キロに増量され、足元の広い快適な座席では温かい機内食やお酒が無料で提供されます。さらに上海など一部の空港では専用のチェックインカウンターに優先搭乗も付いてきます。
大手航空会社のビジネスクラスよりお得な価格で購入できることから、出張コストを抑えつつも上質なサービスを求めるコスト感覚に優れた日中のビジネスマンに口コミで人気が広がっています。
「スプリングプラス」のサービスを上海ー羽田便で体験!
いがモバはこの「スプリングプラス」のチケットを購入し、帰りの上海~羽田便で体験してみることに。
上海浦東空港には赤じゅうたんの豪華なスプリングプラス専用のカウンターがあり、ソファーもある贅沢な空間です。
春秋航空の上海~羽田便は浦東空港を夜9時に出発するので、上海で会議を終えた人も乗ることができます。専用カウンターで並ばずにスムーズにチェックインできるので、時間が限られたビジネスマンに嬉しいサービスです。
手荷物にも心優しいサービス!
春秋航空のスプリングプラスでは手荷物が合計25キロまで無料になります。さらに、上海発の便ではスーツケースに傷がつかないように袋で包んでくれるんです。
ここまでの手厚いサービスは初めてだったので、その優しさにさっそく好印象を抱きました。
優先搭乗も付いてくる!
スプリングプラスの乗客のチケットには専用の青いシールが貼られます。
上海など一部の空港では、この航空券を提示することで、混雑する列に並ばずに誰よりも早く機内に入ることができます。
アクセスが便利な羽田便は大人気
春秋航空の羽田行きは現在週4便運航しています。東京へのアクセスが便利な事から、この日も多くの人が乗り込んでいました。
日本人としても上海から直接羽田に帰れるのは嬉しいポイントですよね。羽田空港では朝一の日本各地行きの国内線に乗り継ぐこともできます。
発着枠の関係がありますが、ぜひデイリー運航になってほしいですね。
笑顔でお出迎え!サービス向上中の新・春秋航空
春秋航空の機内では、客室乗務員が笑顔で乗客を迎え入れていました。以前乗った時とは明らかに変わった機内の温かい雰囲気に、いがモバは驚きました。
実は今、春秋航空では王正華董事長の指導のもと、サービスの質の向上に力を入れています。その背景には子会社の「春秋航空日本」(IJ)の質の高いサービスがお客に高い評価を得ている事も影響しているそうです。
中国と日本のグループ会社同士で切磋琢磨する好循環が生まれている事を実感しました。
明るい機内!春秋航空はA320を使用
春秋航空はエアバスA320型機を使用しています。この日の羽田便は清掃が行き届いていて明るく奇麗な機内でした。
これがスプリングプラスの座席!広い足元
春秋航空の機内の1・2列目は前後の間隔が広く取られていて、この座席を「スプリングプラス」として販売しています。
春秋航空のスプリングプラスは足元に足が組めるくらい広い空間があります。大手航空会社のエコノミーシート以上の快適さです。
1列目は壁があるので足を伸ばす事はできませんが、2列目は前方席の下に足が入ります。スプリングプラスを購入する際は2列目の席を指定するのがお得かもしれません。
あると嬉しいブランケットとクッション
春秋航空のスプリングプラスの座席には、それぞれクッションとブランケットが用意されています。
肌寒い時や、体を休めたい時などあるとやっぱり便利なので、嬉しいサービスです。
女神降臨!美しすぎる春秋航空の客室乗務員
出発の時間が近づき、非常時のデモンストレーションが行われます。春秋航空の日本路線では中国語・英語だけでなく、日本語でもきちんと案内があるので、日本人も言葉の心配なく過ごせます。
衝撃を受けたのが、その客室乗務員の凛とした美しさ。指一本一本に気を配りながら紹介する姿は、まるで「女神」!
女優さんのように美しい客室乗務員の方は機内誌にも登場していて、その美しさに日本・中国を問わず世界中の誰もが目を奪われると思いました。
いざ羽田空港へ出発!敬礼でお見送り
出発の時間になり、いざ羽田空港へ出航!この日は日本でも霧の深い日でしたが、そんな中でも敬礼をしながら丁寧に見送りをしているのが好印象でした。
「ありがとう上海!また遊びに来ます!」名残惜しい気持ちを残しながら羽田空港へ飛び立ちます。
スプリングプラスはカーテンで仕切られ静かで快適な空間
春秋航空のスプリングプラスは通常クラスとの間がカーテンで仕切られています。その為、一般クラスの乗客が入ってくることもなく、静かな空間になっています。
利用客もビジネスマンや裕福な感じの方が多く、マナーの良い快適な空間でした。
ビジネスマンの癒し!客室乗務員の上質サービス
スプリングプラスの乗客には専属の客室乗務員がついてサービスを行います。シートベルトサインが消えると、さっそく温かいおしぼりが配られました。心がホッとする瞬間ですね。
この日は美しい日本人CAの方が担当で、とても丁寧な接客。聞いてみると中国東方航空から転職されたばかりのベテランの方で、フルサービスのキャリアで培った経験が生かされているなと感じました。
ドリンク・ビールも無料!きょうも1日お疲れ様でした
スプリングプラスの乗客にはドリンクが無料で提供されます。人気の「青島ビール」も無料で飲めて、お代わりも自由です。
ピーナッツといったおつまみも無料で付いてきます。
乾いたのどを潤すビールはビジネスマンには嬉しいサービス。出張で頑張った自分へのプチご褒美になりますね。
美食と話題!スプリングプラスの機内食を公開
「いがモバ様、お待たせいたしました。」スプリングプラスでは温かい機内食が無料で提供されます。
これが、機内食とは思えないほど美味だと話題になっているんです。
6種類の絶品中華料理!味の玉手箱や~
この日スプリングプラスで提供されたのは、6種類の中華料理が入った温かい機内食。
色とりどりの料理は見た目も鮮やかです。
プリプリの海老は機内食とは思えない新鮮な触感。うまい!
6つの料理がそれぞれ単品の中華料理として成立するほど美味しくて、その本格的な味はまるで空飛ぶ中華レストラン。
ビールとの相性も抜群で食事が進みます。まさに至極の時。
春秋航空がこんなにおいしい機内食を出しているのは知りませんでした。口コミで人気なのも納得です。
このレベルの機内食が食べられるのなら、スプリングプラスの搭乗前は夕飯は抜かしておいてもいいかもしれませんね。
ビジネスマンなら気になる!テーブルのスペースは?
上海と羽田の路線はビジネス需要もある路線。気になるのが座席のテーブルで仕事ができるかどうかですよね。
いがモバが今使っているノートパソコンは13インチですが、スプリングプラスのテーブルでは余裕をもって置くことができました。
残念ながらコンセントなどの設備はありませんが、日中間の飛行時間は短いのでちょっとした書類作成なら機内でできちゃいそうですね。
深夜便だから寝れるかどうかも重要
忙しいビジネスマンの方なら機内で仮眠をとれるかどうかも重要なポイントですよね。
スプリングプラスの座席は春秋航空の他の座席と同様にリクライニングはできませんが、最初から適度な角度が付いているので体を休めるには十分です。前の席が倒れてくる心配もありません。
さらにブランケットやクッションがあるので、仕事に疲れた体をやさしく包んでくれます。
春秋航空の躍進の秘訣!IT技術の活用で運行コストを削減
先日のインタビューにもあったように、春秋航空のお得な運賃を支えているのはIT技術の活用による運航コストの削減です。
春秋航空の乗客の情報はすべてタブレットで管理されていて、指名・座席・注文した機内食などが記録されています。
紙資源を使わない事はエコにも繋がるので、この取り組みは日本の航空会社も見習ってほしいなと思いました。
客のニーズに合わせた機内販売で収益アップ!
春秋航空の収益の一部に貢献しているのが機内販売の売り上げです。
美容グッズから子供向けのおもちゃまで、乗客のニーズに応じた商品が用意されていて順調に売れていました。
こんな奇麗な人に笑顔でプレゼンテーションされたら、財布の紐も緩んでしまいますよね。春秋航空、商売上手です(笑)!
春秋航空は日々改善中!その姿に昔の日本が重なる
着陸前には春秋航空の客室乗務員が乗客へのアンケートを配布していました。
ここに書かれた乗客の生の声は実際に客室サービスの向上に役立てているそうで、その謙虚な姿勢は昔の良き時代の日本の航空会社の姿が重なって見えました。
春秋航空がサービスの向上に本気に取り組んでいることが、ここからも読み取れました。
2時間で羽田に到着!日中の近さを感じる
日本時間の午前1時すぎ。春秋航空8515便は羽田空港に無事に到着しました。
偏西風に乗るため、上海からの実際の飛行時間は約2時間。中国と日本が凄く近い事を改めて実感します。
笑顔でお見送り!乗客も笑顔に
羽田空港に到着後、春秋航空の客室乗務員は一人一人に笑顔でお見送りをしていました。
今まで乗務員側で写真を撮ったことがなかったので気づきませんでしたが、乗客の満足度はその表情によく表れます。
搭乗時には険しい表情だった中国人の乗客も、飛行機を降りる時には笑顔になっていました。きっと今回のフライトに満足したのだと思います。
パーフェクトフライト!これが今の春秋航空の真実の姿!
乗客をお見送りした後、特別に機長と客室乗務員の皆さんで記念撮影に応じていただきました。
見て下さい、この素敵な笑顔!これが、今の春秋航空の本当の姿なんです。いがモバは、このブログを読んで頂いている方に、この表情を一番に見ていただきたいと感じました。
保安上の理由で中国のエアラインでは機内の写真撮影が禁止されているので、なかなか生のサービスの姿を消費者が知る事が難しいのですが、サービス改善に取り組む春秋航空では、以前とは違う質の高いサービスを提供していました。
いがモバは大の飛行機好きで小さい時から沢山の飛行機に乗ってきましたが、今回の春秋航空のフライトはまさに「パーフェクトフライト」。人生の中でも3本指に入る完璧なフライトでした。
大手の航空会社のビジネスクラスよりお得な料金で購入出来て、各種の上質なサービスが無料で受けられる春秋航空の「スプリングプラス」は、普段から飛行機に乗りなれた目の肥えたビジネスマンの方にもきっと満足してもらえる、いがモバはそう確信しました。
「ビジネス出張にLCCを使う」一見すると矛盾しているようにも思えますが、春秋航空の「スプリングプラス」ならば、その高い要求水準にも応えられる可能性を秘めていると感じました。ぜひ、一度そのフライトを体感してみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。