中国最大のLCC「春秋航空」。日本路線も拡大中で、10年連続の黒字経営とアジアで今一番勢いのあるLCCです。そんな春秋航空の上海にある本社を、いがモバが独占取材!実際に行ってみると、笑顔あふれるスタッフ達が熱意を持って働く素敵な職場でした!
中国最大のLCC「春秋航空」
中国・上海を拠点に運航するLCC「春秋航空」。2004年に中国の民間航空会社の第一陣の一つとして設立され、現在国内外に150の路線を持つ中国最大のLCCに成長しています。
日本の路線も増えていて、現在、新千歳・旭川・茨城・羽田・名古屋・関西・高松・佐賀の8つの空港に就航しています。お近くの空港から乗った事がある人も多いのではないでしょうか?
ブログメディア初!春秋航空の上海本社を独占取材!
今回、特別に春秋航空の本社の取材許可を頂き、ブログメディアとしては初めてとなる独占取材を行いました。あまり公になることの少ない貴重な情報を、いがモバ目線で紹介していきたいと思います。
春秋航空の本社は上海の虹橋空港に隣接する建物の中にあります。旧国営のホテルを改装して使っていて、ホテルの機能も残してあるので乗務員の宿泊などにも利用しています。
感激!春秋航空のみなさんから熱烈歓迎を受ける
春秋航空の本社に入ると、たくさんのスタッフが歓迎してくれました。はじめまして!
画面には「日本の大切な友人の皆様へ 大歓迎いたします」の文字が。これは嬉しい!
廊下にスタッフの方がずらりと並びます。1人のブロガーのいがモバに、ここまで歓迎していただけるとは思ってもいなかったので、感動で思わずウルウルしてしまいました。
春秋航空の真実に迫る!独占レポート
あいさつの後、いがモバは早速社内を見学させていただく事に。
安全を1番の最優先事項と位置づけている春秋航空。搭乗前にはすべてのパイロットにアルコールの呼気検査が義務付けられています。
厳しい管理基準が日々の安全運航に結び付いている事を感じました。
ブリーフィング資料はタブレットで!IT活用でコスト削減
出発前の打ち合わせは本社内にあるブリーフィングルームで行われます。
笑顔で写真撮影に応じてくれた機長が手にしているのはタブレット。フライトに必要な資料や気象データなどを見ることができます。
独自に開発したIT技術によって書類を減らし、運航コストの削減に結び付いています。
客室乗務員も同じブリーフィングルームで便ごとのチームに分かれて打ち合わせを行います。
女子必見!春秋航空のイケメン客室乗務員
真剣な眼差しの男性チーフパーサー。俳優さんみたいにカッコいいです。
中国では男性の客室乗務員は保安要員としての重要な役割があるので、春秋航空でも沢山の男性客室乗務員が働いています。
日本では男性客室乗務員がまだ少ないので、男女の雇用均等という点で見習いたいところですね。
女性のお客さんとしては、こういったイケメンCAさんがいると搭乗の楽しみになるかもしれませんね。
ブリーフィングは穏やかな雰囲気の中、進められます。
印象的だったのが、乗務員同士の仲の良さ。打ち合わせの最中には自然に笑顔がこぼれます。
とても素敵な笑顔だったので、いつか飛行機でお会いできたらいいなと思いました。
春秋航空クルーの「お母さん」がみんなを支える
乗務員の勤務を管理するスタッフの方も素敵な笑顔です。
乗務員の顔をほとんど覚えているそうで、その日のクルーの体調の変化にもいち早く気付く、いわばクルーの「お母さん」的な存在です。
こういう方の優しい笑顔が春秋航空のクルーの精神的な支えになっているのだろうなと感じました。
ブログメディア初公開!安全運航を支えるオペレーションセンター
こちらは春秋航空の運航を管理するオペレーションセンター。ブログメディア初公開です!
最新の気象状況を確認しながら、安全な飛行ルートを検討します。
150の路線網を持つ春秋航空。1日のフライト数も膨大です。春秋航空では独自に開発したITシステムを駆使して、すべての便の運航状況をリアルタイムに管理しています。
多頻度運航を行うLCCにとってはまさに要の場所。真剣な眼差しで業務に取り組んでいました。
運航管理コンテストで全国1位!日々の鍛錬の賜物
こちらのトロフィーは中国国内で行われた飛行機の運航管理コンテストで1位を獲った時のもの。国内大手の航空会社を差し置いての受賞は、日々の厳しい運航管理で培われた鍛錬の賜物です。
創業10年の会社が受賞することは中国ではとても意義のあることで、そのトロフィーはひときわ輝いて見えました。
徹底したコスト削減の努力はここにも
春秋航空の低価格の運賃は徹底したコスト削減によって実現しています。春秋航空の本社の廊下の電気は日中は消灯していて、自然光を活用しています。
コスト削減だけでなく、エコにも繋がる取り組みなので、とても参考になりました。
「やさしさの連鎖」が中国を変える
春秋航空の本社の壁には乗客から感謝の気持ちを込めて贈られたタペストリーも掲示されていました。
中国では消費者が感謝の気持ちを示す時にこのようなものを送る風習があるのですが、春秋航空の本社にはたくさんの感謝の声が届いていました。
「親戚ではない人に親戚より親切にしてもらった」(直訳)
従来にはなかった親身のサービスが消費者の心に響いたのだと思います。
春秋航空を通して始まった「やさしさの連鎖」が、これからの中国を良くしていくかもしれないと思いました。
ほっこり癒しのスペースも
春秋航空の本社の中にはちょっとホッコリするスペースも。
「コミュニケーションルーム」と名付けられた部屋にはソファーや雑誌が用意されていて、普段の業務から少し離れて、従業員同士が歓談することができます。
ここでの雑談が、業務のアイデアに結び付くこともあるそうです。人間やっぱり適度な休息が必要ですよね。春秋航空の人間味を感じた、ちょっと嬉しい場所でした。
前向きな笑顔があふれる春秋航空
今回、春秋航空本社の各部屋にお邪魔させて頂き、写真も撮影させてもらいました。
スタッフのみなさんは恥ずかしがりながらも、笑顔で撮影に応じてくれました。
グッとくる素敵な笑顔ですよね。撮影しているこちらも心が癒されました。
この記事を読んで頂くと分かるように、今回、春秋航空の本社を訪問して一番に感じたのは、そこに「笑顔」があることでした。
日本ではLCCとして「低価格」のイメージが強い春秋航空ですが、実際に本社を訪れてみると、みなそれぞれの部門で真摯に仕事に取り組んでいて、非常に前向きなパワーを持った会社だと感じました。
春秋航空本社の取材を通して感じた事
「一人でも多くの人に気軽に飛行機に乗っていただける航空会社になりたい。」新しい航空会社である春秋航空には、志の高い人材が中国中から集まっていました。
自らの仕事がダイレクトに会社の成長に結び付いているからこそ、やりがいがあり、自然と前向きな笑顔が溢れているのだと感じました。
5年後、10年後、春秋航空はどんな会社に成長しているのでしょうか。可能性に満ち溢れた春秋航空は非常に楽しみな航空会社です!いがモバも日本から応援を続けていきたいと思います!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。