【2月10日午前10時追記】今回の地震の影響で高雄発の航空便に乗れなかった場合の振替対応について、高雄ー日本便を就航している航空各社に問い合わせました。LCC各社の返答も出たので追記しました。
【2月7日午後8時15分更新】地震の影響で一部で運転を見合わせていた台湾新幹線は、先ほどから全線で運転を再開しました。その部分を追記しました。
2月6日朝、台湾南部を震源とするマグニチュード6.4の地震があり、台南ではビルが倒壊するなど被害が出ています。震源に近い高雄は日本からの直行便もあり被害の状況が気になります。航空各社のコールセンターに直接電話し、現在の運航状況を確認しました。
台湾南部でM6.4の地震 ビルが倒壊
日本時間の2月6日午前4時57分ごろ、台湾南部の高雄を震源とするマグニチュード6.4の地震がありました。
台湾南部の台南市では16階建てのビルが倒壊しました。
【2月16日更新】台湾当局によりますと、この地震でこれまでに116人の死亡が確認されました。この中には30人以上の子どもも含まれています。
高雄空港は被害なし 平常通りの運行
震源に近い高雄空港は被害は確認されず、現在のところ平常通りの運航を行っています。
いがモバは6日午前中、高雄と日本の直行便を運航している航空会社のコールセンター直接電話し、以下の会社から確認が取れました。
・日本航空 平常通り運航(アメリカン航空とのコードシェア便も同じ)
・エバー航空 平常通り運航(全日空とのコードシェア便も同じ)
・チャイナエアライン 平常通り運航
LCCは土日はコールセンターが営業時間外ですが、ネット上の運航情報では平常通りとなっています。
・タイガーエア台湾 平常通り運航
・バニラエア 平常通り運航
・ピーチ・アビエーション 平常通り運航
【10日午前10時更新】地震の影響で飛行機に乗れなかった場合は?航空各社の対応
今回の地震の影響で、台湾新幹線が一時ストップするなど高雄発の飛行機に乗れなかった方もいるかもしれません。
そこで、高雄ー日本に就航している航空各社に変更・払い戻しの対応について問い合わせてみました。
レガシー
・JAL
乗れなかった事を証明するものがあれば変更可能(詳細HP)
・ANA
通常運航していたので地上交通機関が乱れた場合でも振替・払い戻し不可
・エバー航空
通常運航していたので手数料がかかる場合も(東京コールセンター受)
・チャイナエアライン
2月13日までの便に振替が可能。日本の到着地が同じであれば高雄・台北発を問わず変更が可能。
LCC
・バニラエア
遅延証明書があれば振替可能(窓口手数料+変更便の方が高ければ差額)(詳細HP)
・タイガーエア台湾
通常運航していたので振替・払い戻しは不可
・ピーチ・アビエーション
遅延証明書があれば同じ区間の最前便に振り替え可能(手数料2160円・10日以内に手続き)
高雄空港へのMRTも通常通り運航
チャイナエアラインのコールセンターでは高雄空港へのアクセス情報も教えてくれました。
高雄市内と高雄空港を結ぶMRTは現在通常通りの運航をしています。
そのため、高雄市内から空港へ行かれる方や、これから高雄に向かわれる方もMRTで行くことができます。安心して下さい。
【7日午後8時15分更新】台湾新幹線 全線で運転再開
【7日午後8時15分更新】台湾新幹線はさきほどから全線で運転を再開しました。
台湾新幹線はきょうは午前10時から全線で運転を再開する予定でしたが、安全確認の為、再開が遅れていました。その後、安全確認が取れたため、夕方から順次全線で運転を再開しました。
Twitterでやり取りをさせて頂いたHIROKIさんによりますと、7日午前中は台湾新幹線が動いていなかった為、左営駅では在来線への振替が案内されていたそうです。
7日午前中の台中駅では混乱が続いていて、駅員に詰め寄る人もいたそうです。
HIROKIさんはこの後、台中から無事に台湾新幹線で台北に到着されたそうです。(台中以北は運行していた)無事に着けて本当に良かったです。
地震の影響で運転再開や中止を繰り返すなどダイヤは乱れ、現場はまだ混乱しています。
最新の情報は台湾新幹線の公式HPでご確認下さい。(中国語のHPの方が最新情報が早いです。)
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。