韓国最大のLCC「チェジュ航空」。日本と韓国を結ぶ国際線が拡大中の今注目のLCCです。いがモバは先日のセールで購入した格安航空券でチェジュ航空に初搭乗!低価格なのに手厚いサービスで、LCCの未来を一歩先取りした「進化形LCC」でした!
韓国最大のLCC「チェジュ航空」
韓国最大のLCC「チェジュ航空」(済州航空)。最近の訪日需要の高まりを受けて、今月から大阪・福岡とソウルを結ぶ便が増便するなど、勢いのあるLCCの一つです。
そんな「チェジュ航空」の創立10周年を記念して夏に開催された最大98%オフの「Orange Fly Day」セールで、いがモバは往復1000円・空港税込みで6760円の激安価格で成田ーソウル仁川便をゲットしました。
いがモバは今までチェジュ航空に乗ったことが無かったので、先日実際に搭乗した時の搭乗記を紹介したいと思います。
チェジュ航空は成田第3ターミナル!
毎度おなじみ成田空港の第3ターミナルです。チェジュ航空の成田便はこの第3ターミナルを使います。
座席は自動割り当てではなく、チェックインの際に通路側か窓側か希望を聞いてくれるので、少し早めにカウンターに行くのをオススメします。
あの超人気バッグも割引!意外と使える3タミ免税店
手荷物検査、出国審査を終えると、第3ターミナルにも小ぶりながらちゃんと免税店があります。
中でも注目なのがこちらのバッグを売る店。外国人観光客にも人気の「PORTER」ブランドで知られる「吉田カバン」などを扱っているのですが、、、
何と成田第3ターミナルの免税店では、「吉田カバン」を国内価格の15%オフで購入する事が出来るんです!滅多にセールがない吉田カバンなので、貴重な割引ですよね。
第3ターミナルのセキュリティエリアに入る前にも吉田カバンを扱う店がありますが、国際線を利用される方は、入国審査後にこちらで買うのをオススメします!
いよいよ搭乗開始!
12月17日午前11時すぎ。チェジュ航空の成田発・仁川国際空港行きの飛行機への搭乗が始まりました。
チェジュ航空はボーイング737-800型機を使用しています。スカイマークや春秋航空日本でもお馴染みの機体ですね。
これがチェジュ航空の機内&シート!
いがモバが乗った12月17日の成田発・仁川国際空港行きは約70%の搭乗率との事でした。韓国系のエアラインなので、半分以上が韓国人のお客さんでした。
これがチェジュ航空のシートです。LCCで気になるのが座席間隔ですよね。
いがモバは身長175センチですが、膝からこぶし一つギリギリ入る位のスペースしかありません。これは分厚い機内誌が沢山あるのも関係しているかもしれません。
足元のスペースに荷物を入れると足が伸ばしにくかったので、上の棚に上げられるものは上げてしまった方が良さそうです。
イメージキャラクターはあの韓国の大人気若手俳優
毎月更新される機内誌の表紙には、韓国の人気若手俳優キム・スヒョンの姿が。今年の春から1年間チェジュ航空のイメージキャラクターを担当しています。
日本でも去年、NHK総合で韓国ドラマ「太陽を抱く月」で王様役を演じた事で、テレビで見たことがあるという人も多いかもしれません。
レガシー並の手厚いサービス
離陸後ベルトサインが消えると、まず真っ先に何かを配り始めました。
配られたのは個別包装された使い捨ての消毒ジェルでした。今年韓国では中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大してしまいましたが、それを踏まえたサービスなのかもしれません。
ご飯を食べる時の消毒に使えるので、嬉しいサービスでした。
チェジュ航空の機内では、客室乗務員が常に笑顔でサービスをしているのが印象的でした。
配っていたのはお水。チェジュ航空はLCCにも関わらず無料で水をサービスしているんです。
ちゃんと冷えた水が機内で乾いた喉を潤してくれました。自分がLCCに乗っているのを忘れてしまいそうな位、快適なサービスでした。
気になる機内食は?
こちらは有料で販売される機内食のメニューです。
昼を挟んでのフライトで小腹が空くので、試しにビビンバセット(5000ウォン・500円)を注文してみました。注文してから20分位かかるとの事でした。
充実したドリンクメニュー。焼酎やゆず茶があるのが韓国っぽいですよね。
チェジュ航空のグッズも販売していました。キム・スヒョンのファンだったらコレクションにいいかもしれませんね。
しばらくすると注文したビビンバセットが運ばれて来ました。写真右下のパックは開けてみると懐かしい味のたくあんが入っていました。
ビビンパは優しい味。辛く味付けするコチュジャンが無かったのでそのまま食べましたが、言えばくれたのかは謎のままです(笑)。
ネットで事前予約をすれば、この他にも温かい料理を食べることが出来ます。
あっという間に仁川に到着!
機内食を食べたりしているとあっという間に時間が過ぎ、仁川国際空港に到着しました。座席は狭いけれども機内サービスが快適なので、価格を考えたら大満足のフライトでした。
「低価格なのに高サービス」のチェジュ航空は、未来のLCCを一歩先取りした「進化形LCC」と言えそうです。このコンセプトは日本人にもピッタリかもしれません。
チェジュ航空の真価は「帰り」にある!
実は、チェジュ航空が真価を発揮するのは帰国時です。
仁川国際空港を出発する大韓航空とアシアナ航空、そして今回利用したチェジュ航空の便は、ソウル駅の地下2階にある「都心空港ターミナル」で「事前搭乗手続き」が出来るんです。
事前搭乗手続きをしておくと重い荷物を先に預けられるだけでなく、出国手続きまで先に済まることが出来るので、仁川空港ではCAが利用する優先レーンを使って並ばずにスムーズに出国することが出来るんです。
都心空港ターミナルの利用方法
ソウル駅の地下2階にある都心空港ターミナル。ここで事前搭乗手続きするには、まず仁川空港行きの空港鉄道A’REX(エーレックス)のチケットを購入する必要があります。
チケット売り場で搭乗予約を見せると14500ウォンの運賃がが8000ウォンに割引されるので、少し得した気分になります。
A’REXのチケットを発券したらパスポートと予約表を一緒に持って、同じフロアの右手にある都心空港ターミナルのチェジュ航空カウンターへ行きます。
チケットを発券する際に預入荷物がある人は、ここで預ける事が出来ます。夜出発の便の人が午前中に都心空港カウンターでチェックインして荷物を預けて、夜まで手ぶらで遊ぶなんて事も出来ます。
ただ、都心空港ターミナルで事前搭乗手続きが出来るのは「出発予定時間の3時間前まで」なので注意して下さいね。
航空券を発券したら、隣で事前の出国手続きをする事が出来ます。利用者があまりいないのですぐに手続きを終えることができます。
事前出国審査を終えると、航空券にスタンプを押してもらえます。このスタンプがあると仁川国際空港でCAなどが使う優先レーンを使う事が出来るんです。
A’REXに乗って仁川国際空港に向かいます。ノンストップの電車は早くて楽です。約45分ほどで空港に到着します。
写真のように、時間帯によっては仁川国際空港の手荷物検査は長蛇の列です。
でも都心空港ターミナルで事前手続きを済ませてあれば、画面左手の客室乗務員などが利用する専用の入り口から入ることが出来ちゃうんです。
通常のレーンだと混雑時はセキュリティエリアに入るまでに30-40分かかる場合がありますが、優先レーンだとわずか10分で手荷物検査と出国審査を通過する事ができました。
これらのサービスはA’REXの電車のチケットの購入が必要ですが、とても便利で時間の節約になるので、チェジュ航空を利用する際は是非とも使って欲しいサービスです。
今なら2000円分のクーポンが貰える!
チェジュ航空のホームページでは1月11日までに新規会員登録した人に2000円分の割引クーポンをプレゼントするキャンペーンを行っています。
通常のお得な運賃が更にお得になるので、まだチェジュ航空に乗ったことのない方は是非新規会員登録してお得なクーポンをゲットしてくださいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。