韓国のLCCエアソウルが2017年9月12日、関西~ソウル(仁川)線に就航しました。関西とソウルを結ぶLCCはこれで6社目となり、ますます韓国が身近になります。関空発の初便の搭乗レポートをお届けします!
エアソウル 関西~ソウル(仁川)線 運航スケジュール
関西発
RS761便
- 月 関西11:05発 ソウル(仁川)13:05着
- 木 関西10:10発 ソウル(仁川)13:00着
- 火、水、金~日 関西9:50発 ソウル(仁川)11:50着
RS763便
- 月、金 関西17:30発 ソウル(仁川)19:25着
- 火、土 関西13:55発 ソウル(仁川)15:55着
- 水 関西16:35発 ソウル(仁川)18:30着
- 木 関西17:05発 ソウル(仁川)18:30着
ソウル(仁川)発
RS762便
- 月 ソウル(仁川)7:45発 関西09:35着
- 木 ソウル(仁川)7:20発 関西9:10着
- 火、水、金~日 ソウル(仁川)7:00発 関西8:50着
RS764便
- 月、金 ソウル(仁川)14:40発 関西16:30着
- 火、土 ソウル(仁川)11:05発 関西12:55着
- 水 ソウル(仁川)13:40発 関西15:30着
- 木 ソウル(仁川)14:15発 関西16:00着
エアソウルの関西~仁川便は、曜日に関わらず1日2往復運航します。関西発は午前発と午後発の両方があり、日本人にも旅行に使いやすいスケジュールになっています。
エアソウル 関西~ソウル(仁川)線 新規就航記念式典リポート
2017年9月12日(火)就航当日、関西国際空港の12番搭乗ゲート前で就航記念式典が行われました。
就航記念式典にはエアソウルの柳光熙(リュ・グァンヒ)代表がソウルから駆けつけました。
挨拶の中でリュ代表は、「大阪はにぎやかでおいしい食べ物がある。日本最大の観光都市です。ほかの都市へも就航しているシナジーを生かし、ソウルを大阪と東南アジアを結ぶ懸け橋にしたい。」などと述べ、日韓双方からの集客に自信を見せていました。
多数の来賓の祝福を受け、関西~ソウル(仁川)便が就航を記念するテープカットが行われました。
来賓の方からは、今回の就航で関西~ソウル(仁川)線の便数はフルサービスキャリア(FSC)・LCC含め週300便を超え、羽田~伊丹線に迫る勢いとのお話も寄せられ、関西地方と韓国が密接な関係にあることを改めて実感しました。
エアソウル 関西~ソウル(仁川)RS761便 初便搭乗レポート
搭乗日:2017年9月12日
搭乗便名:エアソウルRS761便
座席:33C
エアソウルは、LCCでありながら一定量の預け入れ荷物が無料、個人モニターやUSB電源、コンセントなどの充実した設備が利用でき、無料のドリンクサービスも行われる、「コスパの良い」LCCとして知られています。
エアソウルは195席仕様のA321-200型機を運航していて、他のLCCよりも座席間隔が広く、ゆったりと座ることができます。
同じ機材を220席で運航しているLCCもあるので、座席間隔に余裕を持った仕様だということが分かると思います。
足元には電源コンセントが用意されています。LCCにはあまりない設備で、エアソウルの魅力の一つとなっています。
座席がゆったりとしているため、座席では静かにのんびりと過ごしている乗客が多く感じられました。
液晶モニター横にあるUSB電源を使用して、携帯電話を充電している方もいらっしゃいました。
エアソウルの機内安全ビデオでは、アニメを用いて機内でしてはいけないこと、緊急時の対処法をわかりやすく説明しています。
コミカルな独特な描写で、時々、思わずクスッと笑ってしまうような場面が多数あり、惹きつけられました。
座席の前にはUSB電源、個人モニター、コート掛け、ドリンクホルダーが用意されています。
関西からソウルまでの所要時間は約2時間。到着までに携帯電話もある程度充電できるのではないでしょうか。
個人的に便利だと思ったのはドリンクホルダーです。飲み物だけのためにテーブルを開く必要がなくなるので、限られた個人のスペースを有効に活用する事ができます。
エアソウルの特徴として、飲み物の無償提供があります。オレンジジュースとミネラルウォーターの2種類を提供していて、乾燥しがちな機内で乾いたのどを潤すことができます。
着陸前には免税品の販売も行っていました。化粧品やお酒など、充実した品揃えの商品を免税価格で購入できます。
日本に帰る便では、機内販売で余った韓国ウォンを使い切ってしまうのもいいかもしれませんね。
個人モニターで上映されていた番組の視聴などを楽しんでいると、関西からソウルまでは意外とあっという間。
着陸に際し、手荷物が正しく収納されているかなどしっかりとした安全確認が行われていました。
RS761便の初便はほぼ定刻でソウル仁川国際空港に到着しました。
フルサービスキャリアに引けを取らない充実した設備と接客品質を低価格で提供するLCCエアソウル。韓国旅行のLCC旅の選択肢がさらに広がり、韓国旅行がより身近に・快適になりました。
2017年9月13日午前1時すぎの時点でエアソウルの片道4000円(諸税別途)~のセール運賃もまだ空席がありました。今回の就航でエアソウルに興味を持った方はぜひ一度搭乗してみてくださいね!
(前川大輔)
関連URL:エアソウル 公式HP