格安航空会社・LCC「バニラエア」が2月19日に成田~函館線に新規就航。翌3月18日には関西~函館線も開設し、身近になる函館の街。初めて函館を訪れる方のために、タクシーやバスなど函館空港から市内各地へのアクセス情報をまとめました。
LCCバニラエアが函館に新規就航!
格安航空会社・LCCのバニラエアが北海道・函館に新規就航します。成田~函館線は2017年2月19日(日)、関西~函館線は3月18日(土)に開設し、それぞれ1日1往復します。
バニラエア 成田~函館線時刻表(2月19日~3月25日)
JW953便 成田11:45発※ 函館13:25着
※月火金日は10分遅発
(3月19日は45分遅発)
JW954便 函館14:05発※ 成田15:45着
※月火金日は15分遅発
(3月19日のみ45分遅発)
バニラエア 関西~函館線時刻表(3月18日~25日)
JW971便 関西12:15発※ 函館13:55着
※月火金は25分遅発
(3月19日のみ55分遅発)
JW972便 函館14:35発※ 関西16:45着
※月火金は25分遅発
(3月19日のみ55分遅発)
バニラエアの函館線の運賃は片道5000円前後で、預け荷物や座席指定が不要な場合は大手航空会社よりぐっと安く移動することができるようになります。ただ、地域航空会社のエアドゥも早割などを活用すれば割安な航空券があるので、トータル運賃を良く比べて購入するようにしてくださいね。
バニラエア就航の準備が進む函館空港
LCCバニラエアの就航が近づく函館空港。
先月、函館空港に行ってみると、バニラエアのチェックインカウンターがJALとエアドゥの間に既にできていました。
就航前なので覆いがかぶせられていましたが、その隙間からはバニラエアでおなじみのバニラの花の柄が見えていました。
就航までもう少し、楽しみですね!
函館空港を先行取材! 交通アクセスまとめ2017年編
LCCの就航で初めて函館を訪れる方も多くなってくると思います。そこできょうは函館空港からの交通アクセスの2017年版の情報をまとめて紹介していきます。
飛行機を降りて預け荷物を受け取り、ゲートを出ると目の前にインフォメーションセンターがあります。ここで函館の観光案内やバスの時刻表などが無料でもらえるので、一通り目を通しておきましょう。受付の方におすすめの観光情報を聞くこともできます。
冬場のレンタカーは安全運転で!
インフォメーションセンターの奥にはレンタカーの受付窓口があります。大手レンタカー会社の窓口はほぼここに揃っているので、送迎などの手続きをここで行います。
当日の申し込みも空きがあればできますが、ウェブでの事前予約であれば24時間3千円台で借りることができるので、事前予約をお勧めします。
バニラエアが就航する2月・3月はまだ寒さが厳しい時期なので、雪道の運転に慣れていない方は公共交通機関で移動しましょう!
ホテルに直行しない人におすすめ!はこだて手ぶら観光
レンタカーの窓口の右手には宅配便の窓口があります。
ここで行っている「はこだて手ぶら観光」というサービスがとてもおススメで、スーツケースを1個500円で函館市内のホテルに代わりに送ってくれます。
今回バニラエアが到着する時間帯は午後1時~2時台で、ホテルのチェックイン時間に丁度良い時間帯なのであまり利用する人は少ないと思いますが、ホテルに直行せず観光したい人などは重い荷物をここで発送すれば手ぶらで観光できます。
函館空港から市内までのアクセスはどうする?
ターミナルビルを出ると前にタクシーやバスが待機しています。
ここから市内までの交通アクセスを何を利用するか、まず位置関係を整理しましょう。
函館空港は街までかなり近い!
こちらが函館空港と函館市内の位置関係を示した地図です。ご覧いただくとわかると思いますが、函館空港から市内はすごく近く、とてもアクセスの良い空港なんです。
函館市内には5つの主要エリアがあります。空港から近い順に紹介します。
- 湯の川温泉
- 五稜郭
- JR函館駅前
- ベイエリア(金森レンガ倉庫)
- 元町
宿泊するホテルがどのエリアなのかによって、おすすめの交通手段も変わってきます。
グループ旅行はタクシーがおすすめ!
先ほどご覧いただいた地図で分かるように、函館空港から市内はとても近いです。そのためグループ旅行の場合はタクシーに乗るのがおすすめです。
函館空港から主な観光地までのタクシー料金(概算)
- 湯の川温泉 3.2km
小型車1,030円 中型車1,200円 - 五稜郭公園 7.5km
小型車2,150円 中型車2,640円 - 函館駅前 8.1km
小型車2,310円 中型車2,820円 - 函館山 14.4km
小型車3,990円 中型車4,800円
このようにタクシーを使っても湯の川温泉は1000円ちょっと、函館駅前も2000円台で行くことができます。複数人で割り勘すれば少ない金額で乗れますよね。
冬場は足元も悪いので、タクシーに乗って一気にホテルまで行ってしまいましょう。
バスで行ける行先をチェック
函館空港からはJR函館駅・ベイエリア方面に行くバスと、五稜郭、北海道新幹線の新函館北斗駅行きのバスが出ています。
自分の予約したホテルがどのエリアなのかチェックしておきましょう。
LCCバニラエアの到着時間に合わせてJR函館駅行きのバスがある
空港バスの中で一番運行本数が多いのがJR函館駅方面行きの空港連絡バスです。いわゆるリムジンバスです。到着便に合わせて運行しているので、予約不要で着いたらすぐに乗ることができます。時刻表は以下の通りです。
函館空港→JR函館駅 時刻表(2017年2月)
函館空港→JR函館駅 (2017年2月) 所要時間約22分 |
|
---|---|
8時 | 00・25・40・55 |
9時 | 15・25・40 |
10時 | 00・20・50 |
11時 | 05・20・45・55 |
12時 | 10・30・55 |
13時 | 10・35・50 |
14時 | 05・20・30・45 |
15時 | 15・45 |
16時 | 00・15・30・50 |
17時 | 15・35 |
18時 | 15 |
19時 | 05・20 |
LCCバニラエアの成田・関西からの便が到着する13時~14時台(※オレンジ色の部分)は1時間に最大4本のバスが出ているので、待ち時間も少なく函館駅方面に移動することができます。
函館空港からJR函館駅までの運賃は?
函館空港からJR函館駅方面のバスの運賃は以下の通りです。運賃は下車時に払います。
函館空港~市内の連絡バス運賃(2017年2月)
- 湯の川温泉(3.4km)
230円 - 函館駅前~国際ホテル前(8.8km)
410円 - ベイエリア前(10km)
420円 - ホテル WBF グランデ前(10.3km)
420円
小人・障がい者は半額(10円未満切り上げ・第1種身体障がい者・第1種知的障がい者の方が、介護人と同乗する場合 介護人も半額)
函館空港から市内へは元々の距離が近いのでバスの運賃もすごくリーズナブルです。
五稜郭方面へは路線バスが便利
函館の繁華街である五稜郭エリアへは路線バスが便利です。1・2番乗り場から路線バス・シャトルバスが出ています。
ただ、函館駅方面行きと比べると運行本数が少ないので、複数人の場合はタクシーで移動するのもありだと思います。(タクシー運賃目安:小型車2,150円 中型車2,640円)
函館空港からのバス時刻表リンク
- 函館駅方面行き「96系統」(函館バス・PDF)
- 五稜郭方面行き循環バス「とびっこ」(函館バス・PDF)
- 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス(函館バス・PDF)
- 五稜郭快速線「100系統」(函館バス・PDF)
- 五稜郭方面行きシャトルバス(函館帝産バス)
JR函館駅まではあっという間!
JR函館駅方面行きの連絡バスは津軽海峡沿いの美しい海岸線を走っていきます。
バスは約20分でJR函館駅前に到着。寝る間もなくあっという間です。
ベイエリア・元町エリアに向かう人はここでは下りずにこの先のバス停まで引き続き乗ります。
バス停からJR函館駅への道は冬場は足元が凍っている場合もあるので、注意してくださいね。
ここから自分の泊まるホテルへ移動したり、市場に海鮮を食べに行ったり、楽しい函館の旅がスタートです!暖かい格好で行ってらっしゃい!
函館空港の交通アクセス情報はいかがだったでしょうか?LCCバニラエアの就航でさらに身近になった北海道・函館の街を満喫してくださいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。