韓国・釜山で「第21回釜山国際映画祭」(BIFF2016)が開幕。台風18号の影響で海雲台ビーチの特設会場が被害を受け、一部イベントは「映画の殿堂」に会場を変更。8日には日本の映画監督・黒沢清さんが登場し、人生初となる「手形」を残しました!
釜山国際映画祭の開幕直前に台風!海雲台ビーチの特設会場が被害に
LCC「エアプサン」に乗って韓国・釜山にやってきたいがモバ。
釜山ではちょうど10月6日~15日までの期間中、アジア有数の映画祭「第21回釜山国際映画祭」(BIFF2016)が開催中です。ただ、今年は開幕直前に台風18号が接近し、海雲台ビーチの特設会場「BIFFビレッジ」が高波により被害を受けてしまいました。
本来であればこのビーチの特設会場で様々なイベントが行われるのですが、今年はセンタムシティにあるメイン会場の「映画の殿堂」に集約されることになりました。
釜山国際映画祭のメイン会場「映画の殿堂」
こちらが「釜山国際映画祭」(BIFF)のメイン会場となる「映画の殿堂」(釜山シネマセンター)です。
釜山地下鉄2号線の「センタムシティ」駅から北へ徒歩約10分。世界最大の売り場面積を誇る新世界百貨店の北側に隣接しています。
会場はすっかり本番モード。釜山国際映画祭で上映される映画のチケットもここで購入できます。
「映画の殿堂」(釜山シネマセンター)には約4000人収容可能な野外ステージ(屋根あり)があります。
イベント開催時以外は自由に見学する事ができます。
こちらは芸能人などが入場するレッドカーペット。
こちらもイベント時以外は自由に歩けるので、ちょっとした芸能人気分も味わえます(笑)。
映画のチケットが無くてもOK!「釜山国際映画祭」のオリジナルグッズが買える
「映画の殿堂」の中には映画祭のグッズを販売するショップもあります。
映画のチケットを持っていなくても自由に入る事ができます。
トートバックやブランケット、ポストカードなど2016年の釜山国際映画祭の限定グッズが販売されています。
一番売れていたのがこちらのBIFF2016オリジナルバッジ。
レッドカーペットの上を歩く人の姿が描かれています。ちょっとカワイイ。
映画の殿堂の中には、台風被害で開催が危ぶまれた釜山国際映画祭へ世界中から寄せられたメッセージが展示されていました。
日本では釜山の被害はあまり大きく報道されませんでしたが、こうして集まった温かいメッセージは運営側の大きな力に繋がったと思います。
映画の俳優・監督に目の前で会える!
「映画の殿堂」では映画祭の開催期間中、様々なイベントが行われます。
こちらは韓国の映画「The Table」(ワールドプレミア)の公開イベント。
会場には「The Table」の監督のキムさんと女優のハンさんが登壇。
映画にかける思いなどをインタビューで答えていました。
イベントの最後には観客と一緒に記念撮影も。
ちなみに一連の公開イベントは映画のチケットが無くても自由に入れて、しかもカメラ撮影もOKなんです。日本ではなかなか無い自由な距離感にビックリです。
日本の映画監督・黒沢清さんが登場!
10月8日の午後4時からは日本の映画監督・黒沢清(くろさわ・きよし)さんが登場。
黒沢監督の最新作「ダゲレオタイプの女」は釜山国際映画祭の「ガラプレゼンテーション部門」にも出品されていて、オール外国人キャスト&全編フランス語が話題になっています。(10月15日~全国公開予定)
今回、釜山国際映画祭では黒沢監督の映画界への貢献を記念して「ハンドプリンティング」(手形)を残すイベントが行われました。
ちょっと緊張した表情で手形とサインを残す黒沢監督。
黒沢監督はこの後のインタビューで、手形を残すのは「人生初」だったことを告白。初めての手形が釜山国際映画祭だったことをとても光栄に思うと述べていました。
釜山国際映画祭で「ハンドプリンティング」を行ったのは、日本人監督では北野武さん・今村昌平さん・鈴木清順さん・若松孝二さんに続いて5人目。
記念すべき瞬間に立ち会うことができて、いがモバもとても嬉しく思います。おめでとうございます!
第21回釜山国際映画祭は10月15日まで開催中
第21回釜山国際映画祭(BIFF2016)は10月15日まで開催されています。期間中メイン会場の「映画の殿堂」では様々なイベントが開催され、映画のチケットを持っていない人でも自由に見学できます。
世界でいち早く上映するワールドプレミアの映画も沢山あるので、こちらも必見です!
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実際の使用感は以前の記事で紹介しているので、お時間のある時にチェックしてみてくださいね。
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。