「ブロガーGo!」旅の2日目。いがモバはホアヒンに移動するため、タイのLCC「ノックエア」に乗って一旦チェンマイへ。直前購入でも片道3000円台で購入でき、預け荷物や機内食も無料。タイ人CAが笑顔で機内サービスするコスパ良好なLCCでした!
タイ国内の移動はLCCで!タイ国際航空傘下のLCC「ノックエア」
タイ国政府観光庁(TAT)が主催した「ブロガーGo!」キャンペーン。2日目の宿泊先はバンコクから南に200キロ離れた「ホアヒン」でした。
バンコクからホアヒンは通常なら車で約3時間かけて移動するのですが、せっかくタイに来たので「LCCブロガー」のいがモバとしては、やっぱりタイのLCCに乗りたい!
偶然にも2日目の9月30日(金)はバンコク→チェンマイ→ホアヒンと飛行機を乗り継いで行く事ができる日だったので、早速航空券を購入する事にしました。
最初のバンコク~チェンマイの区間は、「ノックエア」(Nok Air)という航空会社を選択。
「ノックエア」はバンコクのドンムアン国際空港を拠点に国内線・国際線を運航する格安航空会社・LCCで、タイ国際航空が出資しています。全日空とピーチやバニラエアの関係に似ていますね。
ノックエアは2016年5月に設立されたLCCの航空連合「バリューアライアンス」にも加盟しています。
LCC「ノックエア」は直前購入でもお得!チェンマイ3000円~
タイの国内線にはノックエアの他、▼タイ・エアアジア▼タイ・ライオンエア▼タイスマイルなど多くのLCCが参入していて、価格競争により直前でも安く購入する事ができます。
いがモバの乗ったノックエアのバンコク・ドンムアン~チェンマイの区間は直前購入でも1098バーツ、日本円で約3300円~で購入する事ができます。(他LCCも同じくらいの相場)
しかもノックエアは割引運賃の「ノック・エコ」の運賃で購入しても預け荷物が15キロまで無料で、機内食も無料でサービスされます。
インドネシアのライオンエアグループの「マリンドエア」も預け荷物や機内食が無料でしたが、東南アジアのLCC間の激しい競争で、消費者にとっては嬉しい状況が続いています。
LCC国内線はドンムアン空港第2ターミナルから
去年の年末にオープンしたバンコク・ドンムアン国際空港の第2ターミナル。
第2ターミナルは現在は国内線専用で運用していて、LCC各社の国内線のチェックインカウンターがここに集まっています。
LCC「ノックエア」国内線搭乗レポート
それではここからタイのLCC「ノックエア」の搭乗レポートを紹介していきます。
ノックエアの国内線のチェックインカウンターはドンムアン国際空港第2ターミナルの一番奥、14~15番カウンターで行っています。
ノックエアでは行先別ではなく、全ての国内線のチェックインを同じカウンターで受け付けていました。
Eチケット(スマホのメール画面でもOK)と本人確認のパスポートを提示すればチェックイン&発券完了です。
ノックエアの機内持ち込み手荷物は?
ノックエアの機内持ち込み手荷物は1個7キロまでです。
LCCとしては少々厳しめですが、ノックエアは基本的に15キロもしくは20キロの預け荷物が運賃に含まれているので、重い物はあらかじめスーツケースに入れて預けておきましょう。
現地時刻の午後0時20分すぎ、チェンマイ行きのノックエアDD8312便の搭乗が始まりました。
搭乗ゲートでは再度搭乗券と本人確認書類をチェックするので、パスポートを荷物の奥にしまわないようにしてくださいね。
バンコクとタイ第二の都市チェンマイを結ぶ路線はいわば東京~大阪のような幹線。多くの乗客が並んでいました。
鳥のペイントに注目!ノックエアの個性的な飛行機
こちらがいがモバが乗ったノックエアの飛行機です。
ノックエアではボーイング737-800型をメインの機材に使用していて、社名の「ノック(タイ語で鳥)」にちなんで一機一機違う色の鳥の塗装がほどこされています。
操縦席の窓がちょうど鳥がサングラスをかけているような顔に見えて、得意げな表情がとてもカワイイです。
ノックエアのボーイング737-800型機の機内は清潔で明るい雰囲気。いい感じです!
この便は対応していませんでしたが、ノックエアの飛行機によっては機内インターネットができる便があるので、その便に当たった人はラッキーですね!
ノックエアの座席はどんな感じ?
LCCで気になるのが座席の快適さですよね。
いがモバが乗った日のノックエアの座席は、まだ新しいレザーシートでピカピカでした。
クッションも厚めなので、座り心地も良好です。
ノックエアの座席の間隔は?
そして肝心の座席の空間ですが、身長175センチのいがモバが座ると膝の前に握りこぶし一個分の空間がありました。
LCCとしては標準的なスペースで、タイ国内の1時間程度のフライトであれば十分すぎるくらいの空間だと思います。
いざチェンマイに出発!
そして午後0時50分すぎ、ノックエアのチェンマイ行きのDD8312便がドンムアン空港を離陸しました。
いざチェンマイに出発です!
約7分後に飛行機が安定飛行に。シートベルトサインが消灯しました。
ここからお待ちかねの機内販売タイムです。
バンコク~チェンマイは約1時間の短いフライトタイムなのですが、ノックエアはここから怒涛のカート攻撃が始まるんです(笑)。
カートその1:無料の機内食を配布
シートベルトサインが消灯すると、ノックエアの客室乗務員は素早くカートを出して何かを配り始めます。
客室乗務員が配っているのはノックエアのロゴが描かれた袋。
どうやらこれが無料の機内食のようです。
ノックエアの無料の機内食はどんな感じ?
こちらがノックエアのバンコク~チェンマイ線で配られた機内食です。
紙袋の中にはノックエアのロゴが描かれたミネラルウォーターのパックや、日本でもプレッツェルでお馴染みのAuntie Anne’s(アンティ・アンズ)の袋が入っていました。
袋を開けてみると、中には揚げた総菜パンが入っていました。
てっきりアンティ・アンズのプレッツェルが入っていると思っていたので、そこは少しがっかり(笑)。
でもそのパンを食べてみると、中にソーセージが入っていて、意外と美味しいんです。これが無料なのは嬉しいですよね。
路線によって搭載しているパンは違うようなので、今度他のものも食べてみたいと思います。
カートその2:乾いた口にドリンク販売
アンティ・アンズのコラボパンを食べると、少し口の中が乾きます。
無料のミネラルウォーターが付いていますが、もう少し飲み物が欲しくなった時に絶妙のタイミングで始まるのがドリンクの販売です。ノックエア、商売上手です(笑)!
ミネラルウォーターは1個30バーツ(約90円)、コーヒーやコーラなどは1個50バーツ(約150円)です。タイの物価を考えると少しだけ割高かもしれません。
カートその3:ごみの回収
飲み物のカートが一巡すると、今度はゴミ回収のカートがやってきます。
LCCによっては食べ物販売後すぐにゴミを回収しに来る会社もありますが、食べ終わってドリンクでワンテンポ挟んだ後にやってくるので、そこは好印象でした。
カートその4:ノックエアグッズの販売
ゴミの回収が終わると、今度はノックエアのグッズの販売カートがやってきます。
写真をお願いすると気さくに応じてくれました。素敵な笑顔です!
ノックエアのオシャレな公式グッズ
ノックエアはエアライングッズが充実しています。
こちらの期間限定のグッズは南国の鳥が描かれていて、エアライングッズとは思えないオシャレさです。
通常販売しているグッズもセンスの良い商品が多く、どれもついつい買いたくなってしまうような商品ばかりでした。
いがモバは期間限定Tシャツが欲しかったのですが、残念ながらこの便では売り切れ。
そのかわりに折り紙の鳥が描かれたノックエアのTシャツを購入しました。価格は180バーツ・日本円で約530円です。安い!
機内販売が一通り終わると、飛行機はもうチェンマイ上空へ。
4台のカートを駆使した、ここまで隙のない機内販売は初めての経験でした。凄いぞノックエア!
定刻通りチェンマイ国際空港に到着!
そして午後1時50分、いがモバの乗ったノックエアDD8312便は定刻通りチェンマイ国際空港に到着。
遅れもなく、快適な約1時間の空の旅でした。
タイで磨かれたLCC「ノックエア」はコスパ良好!
飛行機を降りる際にノックエアの客室乗務員は笑顔でお見送り。快適なフライトをありがとうございました!
タイ国内線では既にLCCが主流になっていて、各社の競争の中でノックエアのサービスは更に磨きがかかっていました。
快適な機内に預け荷物無料や機内食といったレガシー並みの無料サービス、そして笑顔の客室乗務員のおもてなしと、ノックエアはコストパフォーマンスに優れた良いLCCだと思います。
タイのLCC国内線を使いこなすと、さらにタイの旅のバリエーションが広がります。次回のタイ旅行ではLCCの国内線にもぜひチャレンジしてみてくださいね!
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この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。