9月28日、LCC「春秋航空日本・スプリングジャパン」が成田~関西線に新規就航。ピーチやジェットスターも運航する競合路線で春秋日本は預け荷物込みの運賃や質の高いサービスが魅力です。成田発関西行きIJ651便の初便搭乗レポートをお届けします!
LCC「春秋航空日本・スプリングジャパン」が関西に初就航!
成田空港を拠点に新千歳・広島・佐賀・中国の重慶・武漢の路線を運航している格安航空会社・LCCの「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)。
きょう9月28日水曜日から成田~関西線に新規就航。関東地方から大阪・近畿地方に行く選択肢がまた一つ増えました。
春秋航空日本の成田~関西の時刻表は?
「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)の成田~関西線は毎日1往復。具体的な運航スケジュールは以下の通りです。一部の日で発着時間が異なるので注意してくださいね。
IJ651便
成田 12:00発
関西 13:30着
※10月2日・9日・23日
成田11:50発
関西13:20着
IJ652便
関西 14:35発
成田 16:00着
※10月6・13・20・27日
関西14:30発
成田15:55着
※10月2・9・23日
関西14:00発
成田15:25着
春秋航空日本の成田~関西線は成田発・関西発ともに昼の時間帯なので、観光にはとても使いやすい時間帯になっています。
春秋航空日本が参入する成田~関西路線はLCCの激戦区!
「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)が新規就航する成田~関西路線は既にLCC2社が就航していて、LCCの激戦区となっています。
成田~関西路線に就航するLCC(2016年9月現在)
- ジェットスター・ジャパン 1日最大4往復
- ピーチ・アビエーション 1日最大3往復
ではこの路線に新規参入する春秋航空日本のメリット・強みは何なのでしょうか?
春秋航空日本の通常運賃「スプリング」は15キロまでの荷物が含まれる!
「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)を選ぶメリット、それは「LCCなのに預け荷物が無料」という事です。
セールで販売する「ラッキースプリング」の航空券を除いて、通常販売している「スプリング」や「スプリングプラス」の航空券には一定の重さまでの預け荷物が無料で含まれています。
スプリングジャパンのチケットの種類と含まれる荷物
- ラッキースプリング
機内持込5キロのみ - スプリング
機内持込&預け荷物 合計15キロまで無料 - スプリングプラス
機内持込&預け荷物 合計25キロまで無料
そのため、他のLCCの運賃と春秋航空日本の「スプリング」や「スプリングプラス」のチケットが同じ運賃だった場合は、一定量の荷物が無料のスプリングジャパンが一番お得になるんです。
実際にLCC3社の料金を比較してみると春秋航空日本が一番お得な日も!
では本当に春秋航空日本がお得なのか、実際に9月30日発の成田~関西間のLCC3社の料金を比較してみました。
2016年9月30日(金)成田発関西行きの金額
(空港使用料・決済手数料除く)
・ジェットスタージャパン
(機内持ち込み荷物7キロまで・預け荷物無し)
8290円(13:55発)
・ピーチアビエーション
(機内持ち込み荷物10キロまで・預け荷物無し)
7090円(11:50発)
・春秋航空日本
(機内持ち込み&預け荷物15キロまで無料※スプリング)
6250円(12:00発)
(機内持ち込み荷物5キロまで・預け荷物無し※ラッキースプリング)
3470円(12:00発)
このように比較してみると春秋航空日本が一番安く、預け荷物を含んでも6250円、預け荷物が無ければ3470円というかなりの価格競争力があります。
今後、春秋航空日本の関西便の価格が支持されれば、他のLCC2社や大手航空会社の価格にも影響を与えることが期待されます。消費者としては東京~大阪間をさらにお得に移動できるようになるので、とても嬉しいですよね。
春秋航空日本 成田~関西IJ651便初便搭乗レポート
いがモバは9月28日に新規就航する「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)の成田初関西行きのIJ651便の初便に実際に搭乗してきました。
就航初便の様子を写真たっぷりでお伝えします。それではどうぞ!
9月28日水曜日、成田空港第3ターミナルの春秋航空日本のチェックインカウンターには新しく「関西」行きの表示が。午前10時からチェックインが始まりました。
午前11時半すぎ、成田発関西行きIJ651便の搭乗が始まりました。今回も新規就航を記念したバルーンの飾り付けがありました。華やかで素敵ですよね。
搭乗ゲートでは初便の記念品として「オリジナルエコバッグ」が配られました。こういうのも貰えるので初便ってお得ですよね。
春秋航空日本はボーイング737-800型機を使用しています。今日は1号機でした!
機内の入口では春秋航空日本の客室乗務員が笑顔でお出迎え。きょうも素敵な笑顔に癒されます。今回もどうぞ宜しくお願い致します!
春秋航空日本のボーイング737-800型機は天井に色が変わるLED照明を備えた「ボーイング・スカイ・インテリア」仕様です。明るく清潔感のある機内は個人的にお気に入りです。
関西にお住いの方は初めて乗るLCCの春秋航空日本。気になるのが座席ですよね。こちらが春秋航空日本の標準座席・スタンダードシートです。
しっかりと厚みのある快適なシートです。
そしてこちらがスタンダードシートの足元の空間です。
身長175センチのいがモバが座ると握りこぶし1個分の空間があります。関西までの約1時間の飛行時間では特に問題ないスペースだと思います。
ちなみに春秋航空日本の5列目から15列目までのスタンダードシートは、配置の関係上、左側ABCの座席よりも右側DEFの方が少し広くなっています。
スタンダードシートで5~15列目の座席指定をされる場合は、右側DEFがオススメです。
出発前には機内の非常用設備の説明を行います。指先にまで気を使った丁寧なデモンストレーションです。
午後0時20分ごろ、IJ651便成田発関西行きの初便が離陸。
春秋日本で関西に行ける日がやってきました。本当に感慨深いです!
IJ651便は離陸から5分後には雲の上へ。
9月の東京はずっとぐずついた天気でしたが、空の上は今日も気持ちの良い青空が広がっています。
機体が安定飛行になり、シートベルトサインが消灯。
午後0時半、お待ちかねの機内販売の開始です。
きょうも丁寧な接客で販売が進んでいきます。
いがモバは今回も春秋航空日本の機内販売の名物でもある「嬉野茶」を注文。深い旨味があって、機内で飲むお茶とは思えない素晴らしいクオリティです。
このお茶は佐賀県嬉野市の創業100余年の老舗のお店「中島美香園」が製造販売するお茶で、春秋航空日本の国内線では200円でお代わり自由で楽しむことができます。
お茶を味わっていると、飛行機はあっと言う間に関西へ。窓の先に明石海峡大橋がうっすらと見えます。
他の路線より飛行時間が短いのでさらにあっという間に感じます。
そして午後1時24分、IJ651便成田発関西行きの初便は無事に関西国際空港に着陸しました。
春秋日本の緑の翼が関西空港に降り立った記念すべき瞬間です!本当におめでとうございます!
その後、午後1時半にIJ651便は関西空港の駐機場に到着しました。
路線が増えさらに魅力が増した春秋航空日本に注目!
最後に少しだけお時間を頂いて、客室乗務員の皆さんで記念撮影。大阪にちなんでタコ焼きポーズをとってもらいました。
今回もLCCとは思えない上質なサービスと快適な機内で、大満足のフライトでした。IJ651便のクルーの皆さん、ありがとうございました!
きょう新規就航の成田~関西線が加わり、「春秋航空日本・Spring Japan」(スプリングジャパン)は拠点の成田空港から行ける場所が増え、さらに便利になりました。
保有機数が少ないので1日の運航本数がまだ限られていますが、価格良し・サービス良しの春秋航空日本はコストパフォーマンスを大事にする関西の人にとって移動の良い選択肢の一つになりそうです。
益々便利になる春秋航空日本の翼を賢く使って、秋の旅行を楽しんでみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。