日本路線を拡大中のLCC「タイガーエア台湾」。7月14日から岡山~台北線を週3往復する事を発表しました。中四国初のLCCの台北路線で、無料の駐車場&空港使用料無料の岡山空港からお得に台湾に行けるように。笑顔あふれるフライトを取材しました!
7月14日にタイガーエア台湾が岡山空港に就航!中四国エリア初の台湾路線のLCCに
台湾のチャイナエアラインの子会社のLCC「タイガーエア台湾」。台湾からの訪日観光客の増加に応え、日本路線を拡大しています。
現在の台北~日本の路線は成田・羽田・名古屋(中部)・関西・福岡・沖縄の6路線で、6月29日からは仙台、8月12日からは函館に新規就航します。(高雄~日本は成田・関空の2路線)
さらに7月14日から台北~岡山路線を新規開設し、週3便運航することが新たに発表されました。
タイガーエア台湾の岡山路線の時刻表
IT215便 18:00岡山発 19:55台北桃園着
IT214便 13:30台北桃園発 17:00 岡山着
(月・木・日運航)
タイガーエア台湾は中国・四国エリアで初の台湾路線のLCCで、台湾からの観光客だけでなく、台湾観光に興味がある日本人にとっても有益な選択肢になりそうです。
片道2299円!6月7日午前10時から岡山就航記念セール開催
タイガーエア台湾は6月7日の午前11時から6月9日までの3日間、岡山空港の新規就航を記念したセールを開催します。
セールの対象期間は就航初日の7月14日(木)から10月29日(土)までで、運賃は片道2299円とかなりお得になっています。
【8日追記】記念すべき初便も2299円セールの空席あり!
6月8日の午前1時すぎにタイガーエア台湾のHPでセールの空席を確認したところ、7月14日の台北行きの初便もまだ2299円の座席が残っていました。
記念すべき台北行きの初便はセレモニーなどが開かれると思うので、都合が合う方はぜひゲットしてみて下さいね。
意外とアクセス便利な岡山空港!中国四国エリアの人は必見
タイガーエア台湾が就航する岡山空港は岡山駅・倉敷駅から空港リムジンバスで約30~35分と地方空港の中では交通の便が良い空港です。
また、岡山空港は山陽自動車道の岡山インターチェンジ(IC)からは車で約10~15分と近く、広島県東部の福山市や瀬戸大橋を渡った先の香川県の丸亀市・坂出市・高松市に住んでいる人も高速道路を使ってアクセスしやすい空港です。
岡山空港は駐車場&空港利用料が無料!ダブルでお得な狙い目空港
岡山空港のメリットの一つが「無料駐車場」です。岡山空港に隣接する第1駐車場は有料ですが、少し離れた第2~第4駐車場は無料で車を駐車することができます。何日間駐車しても無料で、長い期間旅行する時も料金を気にせず車を停めることができます。
さらに嬉しい事に、岡山空港は国際線利用時の空港利用料が無料です。そのため、今回のセールは岡山発の航空券はセール運賃の2299円+予約手数料の800円の合計3099円だけでOKなんです。(帰りの便は桃園空港の利用料が必要)
羽田や関空などを利用する場合は2000円前後の使用料が必要なので、岡山空港を利用するタイガーエア台湾の台北便は駐車場と空港利用料がダブルで無料になるお得な路線なんです。
実際のタイガーエア台湾のフライトの様子を紹介!
タイガーエア台湾の実際のフライトはどうなのか知りたい人も多いと思います。
先月、台湾から東京に帰る時にタイガーエア台湾の台北~羽田便を利用したので実際の機内の様子を紹介したいと思います。
タイガーエア台湾はエアバスA320型機を使用
タイガーエア台湾は機体にエアバスA320型機を使用しています。日本の多くのLCCも使用しているおなじみの飛行機です。機内は明るく快適な空間です。
タイガーエア台湾の座席はどんな感じ?
こちらがタイガーエア台湾の5列目以降の「標準座席」の写真です。事前に座席指定しなければこの標準座席が割り当てられます。
まだ新しく、ヘッドレストに使い捨てのカバーがかかっているのが嬉しいポイントです。
タイガーエア台湾の座席の間隔は?膝ドンの心配もなし!
タイガーエア台湾の標準座席に実際に座った時の写真です。身長175センチのいがモバが座っても握りこぶし1つ分のスペースがあります。
前の座席の下に足を入れられるので、台湾までの3時間程度のフライトであれば殆どの方は問題ないと思います。
ジェットスター・ジャパンなどA320型機を利用する一部のエアラインでは座席の腰の部分にパネルが入っていないため、後ろの人の膝が腰に当たってしまう通称「膝ドン」という不快な現象があります。
ところが、同じA320型機を使うタイガーエア台湾の座席は腰の部分にパネルが入っているので、前の席に膝がぶつかっても影響しません。安心して座ることができるのは嬉しいポイントです。
タイガーエア台湾の座席はどのくらいリクライニングできる?
機内で身体を休めたいときに気になるのが、座席をどのくらいリクライニングできるかですよね。
タイガーエア台湾の座席は頭一つ分後ろに倒すことができます。大きくは倒れませんが、ウトウトする分には十分な角度だと感じました。
タイガーエア台湾の機内食は?
離陸後しばらくすると機内食の販売がはじまります。
LCCなので機内食は有料ですが、タイガーエア台湾の機内食は台湾のエアラインならではの個性的なメニューが揃っています。
「排骨飯」や「ビーフン」も!タイガーエア台湾の機内食メニューを紹介
こちらがタイガーエア台湾の機内食のメニューです。
「排骨飯」(パイコーハン)や「ビーフン」など台湾でおなじみの料理を楽しむことができます。
料金も単品で200元(約660円)、水とおかきを付けたセットでも250元(約830円)と他のLCCより安い値段設定が魅力です。
タイガーエア台湾の事前予約限定の機内食
さらにタイガーエア台湾のHPで事前予約すると食べられるプリオーダー式の機内食もあります。
ポルトガル風チキンライスやXO醤を使った海鮮ヌードルなど個性的なメニューが食欲をそそります。
タイガーエア台湾は軽食・アルコールメニューも充実!
タイガーエア台湾ではカップラーメンなどの軽食やアルコールメニューも充実しています。
緑のラベルでおなじみの台湾ビールやマンゴービールなども注文する事ができ、機内で台湾気分を満喫する事ができます。
タイガーエア台湾の一番人気の機内食「排骨飯」を注文してみた
いがモバはタイガーエア台湾の機内食で一番人気の「排骨飯」のセットを注文。
注文から約10分ほどで熱々の「排骨飯」がやってきました。
「排骨飯」(パイコーハン)は、薄ぐ叩いた豚肉をタレに漬け込んで揚げたものをご飯の上に乗せた台湾のローカルフードです。
予想以上に大きい豚肉が入っていて、タレのうまみがしみ込んでいてご飯とよく合う本格的な機内食でした。
1つで結構な食べごたえがあるので、ミネラルウォーターとおかきが付いて250元(約830円)という料金設定は良心的だと思います。
タイガーエア台湾の機内販売は?
機内食の販売が落ち着くと、タイガーエア台湾の機内では免税品・グッズの販売が始まります。
免税品は良くある品ぞろえなのですが、タイガーエア台湾のグッズがいろいろ用意されているので目を引きます。
タイガーエア台湾の客室乗務員が積極的に販売しているのが、マスコットキャラクターの虎のぬいぐるみ。
前回台北~マカオ便に乗った時に購入したのですが、400元(約1300円)という値段とは思えないクオリティーなのでおススメです。
ホスピタリティーに感動!タイガーエア台湾のCAさんの笑顔に注目
タイガーエア台湾のフライトでいがモバがいつも感心するのが、客室乗務員が笑顔で接客する事。
外国のLCCの中には接客を重視しないエアラインもある中で、タイガーエア台湾のホスピタリティー・おもてなしの心は群を抜いています。
日本路線には日本語が堪能なCAさんが乗務している事が多いので、台北に行くのが初めてという人も安心です。
今年の夏から仙台・岡山・函館とさらに路線網が広がるタイガーエア台湾。料金面もサービス面も良いLCCなので、台湾旅行を決めた際はぜひ一度チェックしてみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。