人気LCCの「ピーチ・アビエーション」。羽田からは深夜早朝枠を利用した国際線を運航中です。いがモバは台北行きMM1029便に搭乗。バラエティーに富んだ機内食に気さくな笑顔のサービスで大満足のフライトでした!お得な日帰り弾丸旅行も可能です!
現地での時間を有効活用できるピーチの羽田早朝便で台北へ!
6月3日午前4時。いがモバは羽田空港国際線ターミナルのLCC「ピーチ・アビエーション」のチェックインカウンターにやってきました。
今回の台湾旅行の目的は台北の武藤拉麺で開催するブロガーオフ会とITの展示会「COMPUTEX TAIPEI 2016」の視察です。数ある航空会社の中から現地での時間を有効に使えるピーチの羽田早朝便を利用することにしました。
ピーチの無料で機内に持ち込める手荷物は2つ・合計10キロまでです。羽田のチェックインカウンターでは機内に持ち込む手荷物の重さを量りましたが、首にかけたデジカメやPCの重さは含めませんでした。比較的優しめの重量チェックになっています。
午前5時半過ぎ ピーチMM1029便の搭乗開始
午前5時半すぎ、いがモバが搭乗する台北桃園空港行きのMM1029便の搭乗が始まります。
複数の紙袋を持っている人など、手荷物の1人2個までの基準を明らかに越している人はここで呼び止められていたので荷物は2つにまとめて並ぶようにして下さいね。
ピーチの機体はLCCでおなじみのエアバスA320型機
この日搭乗するピーチの飛行機が朝日を浴びてキラキラ輝いていました。
ピーチの機体は国内LCCでおなじみのエアバスA320型機です。
紫色のシートが印象的なピーチの機内
こちらがピーチのエアバスA320型機の機内です。グレーと紫色の座席が交互に並んでいて、カラフルな内装です。
ピーチの「スタンダードシート」はどんな感じ?
こちらがピーチの通常座席「スタンダードシート」です。この日乗ったのは1~3号機の旧内装のものなので、肉厚のシートになっています。
いがモバは機内の写真撮影がしやすい最後尾のシートをあえて選択。この最後列と12列目はリクライニングができないので座席指定する際に注意して下さい。
ピーチは以下のようなシート区分があります。
- ファストシート 最前列 足元が広い
- スマートシート 2~5列目の全座席 降機時に便利
- スマートシート(非常口座席) 12・13列目 足元が広い
- プレジャーシート 6~11列目の全座席 14~30列目の窓側座席
- スタンダードシート その他の座席
家族やカップルなどで搭乗する際に隣の席に人が来るのが嫌な人は、「スペースシートオプション」として国内線が2000円、国際線で3000円支払うと隣の席をブロックする事ができます。(座席不足時はブロック不可の場合も)
ピーチの「スタンダードシート」の足元の広さは?
ピーチの「スタンダードシート」(1~3号機)は分厚いシートを使っているため、足元の空間も若干狭くなっています。
身長175センチのいがモバが座った所、握りこぶしがギリギリ1つ入るくらいのスペースしかありません。
ピーチの4号機以降に採用されている新型シートは薄型化され、足元の空間が少し広くなっています。
乗客の準備が整うと、ピーチの客室乗務員が出発前の非常用設備の案内を行いました。
いよいよ台北に向けて出発です!
午前6時15分 ピーチの台北行きMM1029便が羽田を離陸
午前6時15分。いがモバの乗ったピーチの台北行きMM1029便は午前6時台という早朝の時間帯もあり、滑走路の混雑もなくスムーズに離陸。
東京湾を旋回しながら高度を上げていき、機体の窓の下に羽田空港のD滑走路を見ることができました。
6時20分すぎ、安定飛行になりピーチの機内ではシートベルトサインが消灯しました。
ここから機内サービスのスタートです!
ピーチの機内で台湾の入国カードを配布
シートベルトサインが消えて真っ先に行われたのが台湾の入国審査用のカードの配布です。
寝てしまって受け取れなかったという人は後でもらう事も可能です。(桃園空港にも置いてあるので貰えなくても大丈夫です。)
午前6時50分 ピーチの機内食の販売開始
午前6時50分ごろ、離陸から約30分が経過しお待ちかねの機内食の販売が始まりました。
ピーチは豊富な機内食メニューが評判ですが、6月1日から機内食のメニューが新しくなりました。
ピーチの機内食が新しくなった!目玉は近大が開発した「ウナギ味のナマズ」!?
ピーチは2016年6月1日から機内食のメニューが新しくなったばかり。今回の新メニューの目玉は「うなぎ」です。でも、本物のうなぎではなく「ウナギ味のナマズ」なんです。
完全養殖のマグロ「近大マグロ」でおなじみの近畿大学が開発した「近大発うなぎ味のナマズごはん」は、ナマズをかば焼きにしたもので、ナマズ特有の臭みを消すためにオリジナルの餌を与えて澄んだ井戸水の中で育てたものだそうです。
価格は1350円とこれまでのピーチの機内食メニューの中ではかなりお高め。
販売は8月31日までで、限定700食と多くは搭載していないので、この日の台北便では品切れで注文する事ができませんでした。残念。
国内線でも注文できるそうなので、今度機会があれば頼んでみようと思います。
関西拠点のピーチならではのたこ焼き・お好み焼きの機内食も!
このほかピーチでは、拠点の関西にちなんだ「たこ昌のたこ焼き」(750円)や「千房の豚玉(お好み焼き)」(800円)などの個性的な機内食を販売しています。
こちらは軽食のメニュー。いがモバが乗ったMM1029 便ではこの軽食ページの一部商品のみを販売していました。
この日は注文できませんでしたが、以前の記事で紹介した特製のピーチデニッシュ(350円)はとても美味しかったのでお勧めです。
たこ焼きに合うロゼ?ピーチの機内で話題の「タコしゃん」が飲める!
さらに6月1日からピーチの機内食のドリンクのメニューも新しくなっています。中でもインパクトがあるのが「たこシャン ピーチロゼ」(1000円)。
「たこシャン ピーチロゼ」は大阪・柏原市にあるブドウ農園・ワイナリーの「カタシモワイナリー」が製造しているもので、「たこ焼き」に合うさわやかな飲み口が特徴のスパークリングワインです。ピーチロゼは機内限定販売となっています。
この日は一日動かないといけなかったので注文しませんでしたが、空の上でちょっとリッチな気分を味わうのに良いかもしれませんね。
その他通常のドリンクメニューもかなり種類が豊富なのがピーチの魅力です。
早朝の体に優しい「にゅうめん」を注文
いがモバはこのメニューの中から「にゅうめん まろやか鶏だし」(500円)と「伊藤園 おーいお茶」(200円) を注文。
食事とドリンクを注文するとセットで50円割り引かれるので少しだけお得になります。
「にゅうめん」はそうめんを暖かいだし汁で煮込んだ料理で、奈良など関西で食べられている料理です。
ピーチの機内食のにゅうめんは鶏肉のダシがでていて、早朝で重い物が食べられない胃袋にぴったりの優しい味でした。量が少ないのでガッツリ派の方はカップヌードルがおススメです。
右側の窓から雪解けの進む富士山が見えた!
この日は天気が良かったので、ピーチの機内の右側の窓から富士山を見ることができました。
山頂の雪解けも進んでいて、富士山の山開き(山梨県側7月1日~・静岡県側7月10日~)が近づいていることが分かります。
免税品やピーチグッズを販売
機内食の販売が終わると機内が落ち着いた雰囲気に。ここからは随時免税品やピーチのグッズを注文する事ができます。
免税品はよくある一般的な品ぞろえですが、ピーチのオリジナルグッズが以前乗った時と変わっていました。
おなじみの200分の1スケールのピーチ機のモデルプレーンやマスコット付のボールペンは継続販売していました。
このボールペンは何気にメイドインジャパンです。
ピーチの機内で台湾用WiFiルーターのレンタルを申し込める!
ピーチの台湾行きの機内では台湾用のWiFiルーターのレンタルサービス「HORIZON WiFi」の引換券も販売していました。
3日間で2410円のところ400円割り引かれ2010円で借りることができます。5日間のプランは1017円引きの3000円になります。
購入できるのは「引換券」なので桃園空港での手続きが必要ですが、料金的にはかなり魅力的だと思います。
ピーチの機内でノートパソコンは使える?
台湾までのフライトは約3時間。空いた時間はノートパソコンで仕事をするなど有効活用したいですよね。
いがモバが乗ったピーチの1~3号機のシートに付属しているテーブルは13インチのノートパソコンも置くことができました。
ただ、テーブルが手前にスライドする仕組みはないので、ノートパソコンの画面の角度はこれが限界でした。
ピーチの座席のリクライニングは少なめ
ピーチの1~3号機はシートの厚みもあるのでリクライニングはあまり傾きません。
ただ、シート自体は体をホールドしてくれるので、うたた寝程度であれば大丈夫です。
あっという間に桃園空港上空へ
早朝便で前日少ししか寝ていないこともあって、いがモバは爆睡。気が付くと桃園空港の上空に差し掛かっていました。
桃園空港に到着!国内線感覚のピーチの羽田台北便は便利!
台湾時間の午前8時30分(日本時間午前9時30分)、いがモバの乗ったピーチMM1029便は無事に台湾桃園空港に到着しました。
羽田から乗った事もあって、国内線感覚で気軽に台湾に来られるのはやっぱり便利だと感じました。
日帰り台北旅行も可能!ピーチの弾丸スペシャル
今回いがモバが利用したピーチの台北行きの早朝便を利用すると、日帰りの台北旅行が可能です。
午前8時半に桃園空港に到着するので、バスで移動すると午前10時には台北駅に到着します。桃園空港には出発の2時間前には戻ってきたいので、逆算すると午後6時までの約8時間台湾に滞在する事ができます。
8時間と聞くと短いと感じる人もいるかもしれませんが、早めのランチ~台北市内観光~早めの夕食くらいなら十分に楽しめます。
ピーチでは日帰りで搭乗する人を対象にした「弾丸スペシャル」の特別運賃を設定していて、往復7000円~9000円で購入する事ができます。(※空港使用料などは別途)
セールと違って、運賃が設定されている期間であればいつでも購入する事ができるので、思い立った時にいつでも台北に遊びに行く事ができます。
ピーチの早朝便の欠点・プリペイドSIMのカウンターが開くまで約1時間 日本で借りるのが得策
桃園空港に到着後、入国審査場の前にはプリペイドSIMのレンタルカウンターが並んでいます。
SIMフリーのスマホを持っている方はここで「亞太電信」(Asia Pacific Telecom)などの台湾用プリペイドSIMを購入するのが一番安くてお勧めなのですが、カウンターの営業時間は午前10時から。ピーチの到着から約1時間は待たなくてはいけません。
さすがに時間のロスが大きいので、ピーチの羽田早朝便を利用する場合は日本で事前にWi-Fiルーターを借りていくのをお勧めします。
いがモバが台湾用のルーターで一押しなのが、グローバルモバイル社の「台湾DATA」です。「台湾DATA」は1日690円でLTE通信が使い放題のお得な台湾用ルーターです。
以前の記事でその使い心地を紹介しているので、こちらも併せてご覧下さい。
ほんまおおきに!いつも素敵な笑顔のピーチの客室乗務員
機内を降りる際に写真をお願いすると、ピーチのCAさんたちは「桃」のピーチサインを作って笑顔で撮影に応じて下さいました。ほんまおおきに!
ピーチは他の航空会社と違って、CAと客の距離が近い「身近な存在」であることが魅力の一つです。
「気軽に飛行機に乗れる時代」の先駆けを作ったピーチならではの明るい機内の雰囲気は、これから始まる旅のスタートをとても気持ちの良いものにしてくれます。
ピーチでは現在開催中の「気分爽快SALE」などセールの回数も多く、台北便も安く買うチャンスが多くなっています。便利でお得なピーチの羽田台北便のチケットをゲットして台湾旅行を楽しんでみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。