インドネシア・バリ島のアグン山が54年ぶりに噴火。この影響でデンパサール国際空港も2017年11月27日朝から一時的に閉鎖されました。日本からの直行便を運航するLCCインドネシア・エアアジアXのフライトへの影響、変更・払い戻しなどの対応をお知らせします。【2017年11月30日追記 返金対応などが追加されました】
バリ島アグン山で54年ぶりに噴火 空港も一時閉鎖
2017年11月21日、インドネシア・バリ島にあるアグン山が54年ぶりに噴火しました。活発な火山活動が続いていて、2017年11月26日には大きな噴煙を伴う噴火が起こっています。火山灰の影響で、日本からの直行便が就航するデンパサール国際空港も現地時間11月27日午前7時から一時的に閉鎖されています。【2017年11月29日追記:11月29日現地時間午後3時に空港が再開されました】
噴火の影響で日本からの直行便を運航するLCCインドネシア・エアアジアXや、デンパサール行きのLCCの国際線・国内線フライトにも欠航が相次いでいます。
バリ島噴火に伴うエアアジアの変更・払い戻し対応について
エアアジアのバリ島へのフライトを予約していた方で、欠航が決まった乗客には購入時に登録したメールアドレス、電話番号に連絡が来ます。欠航が決まった場合、または2017年12月10日までのバリ島(デンパサールまたはロンボク)への航空券を持っている方は、以下の変更・払い戻し対応が選択できます。
・フライトの変更
欠航または対象期間内のフライトから30日以内の同じ旅程でフライトの変更ができます。
・払い戻し(バウチャー化)
支払った料金を「クレジットアカウント」(バウチャーのような物)として払い戻しします。有効期限は90日で、次回のエアアジアのフライトの決済に利用できます。次の予約したいフライトで「クレジットアカウント」が不足する場合は差額をクレジットカードなどで支払うことができます。
・全額返金 ※追加
エアアジアのカスタマーサポートページを通して決済した金額の払い戻しを受けることができます。
操作方法【メッセージを送る】→【フィードバックの種類・返金を選択】→【必要事項を記入・ファイルを添付し送信】
2017年12月11日~12月31日までのデンパサール空港・ロンボク空港のフライト予約をしている方は、2018年1月31日までの同ルートへの変更、エアアジアグループが就航するほかの目的地への変更、払い戻し(バウチャー化)が可能です。
変更などについての問い合わせはエアアジアのカスタマーサポートで受け付けています。
被害にあわれた方は現地日本領事館に連絡を
既に現地バリ島に滞在中の方で、噴火の被害にあわれた方、被害の情報を持っている方は以下の在デンパサール日本国総領事館にご連絡ください。
・在デンパサール日本国総領事館
住所:Jalan Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar, Bali, INDONESIA
電話:(市外局番0361)227628
国外から(国番号62)-361-227628
FAX:(市外局番0361)265066
国外から(国番号62)-361-265066
このほか最新の日本語での情報は外務省 海外安全ホームページで発信されます。こちらも合わせて情報の収集にお役立てください。
(五十嵐 貴文)
関連URL:エアアジア 運航状況ページ / バリ・ロンボクへのフライトについて(英語)