2017年2月、圏央道の開通で群馬県と成田空港間の交通アクセスが劇的に改善。「国内旅行も成田から!」をキャッチフレーズに、成田空港・高速バス・LCC3社・就航地の自治体などが共同でPRするイベントが群馬県前橋市で開催されました。イベントの様子をお伝えします!
前橋市の人気モールに日本各地のゆるキャラが集結!
2017年9月30日(土)、LCC STYLE編集部は群馬県前橋市にある「けやきウォーク前橋」へ。
「けやきウォーク前橋」は前橋市民の買い物・憩いの場として人気を集めている大型ショッピングモールです。
「けやきウォーク前橋」内の特設ステージには、群馬県のマスコットキャラクターの「ぐんまちゃん」など日本各地の自治体・空港のゆるキャラが集結。
参加ゆるキャラ一覧(写真左より)
- むっぴー(佐賀空港マスコットキャラクター)
- さぬどん(香川県観光協会 見習いご当地キャラクター)
- クウタン(成田空港マスコットキャラクター)
- ぐんまちゃん(群馬県マスコットキャラクター)
- ソラミィ(広島空港マスコットキャラクター)
- コクトくん(奄美市マスコットキャラクター)
- いしだんくん(伊香保温泉観光宣伝隊長)
なぜ彼らが集まったかというと・・・
この日は成田国際空港株式会社(NAA)の主催で「『国内旅行も成田から!』~アザレア号&LCCで気軽でお得な空の旅~」と題したPRイベントを開催。このイベントの応援にゆるキャラたちが駆け付けたという訳なんです。
2017年2月26日(日)に圏央道が全線開通し、成田空港と群馬県は交通アクセスが改善。関越交通と千葉交通が共同運行する成田空港行きの高速バス「アザレア号」は利便性・定時性が飛躍的に向上しました。2017年11月1日(水)からは伊香保温泉まで延伸することが決まっています。
前橋から「アザレア号」を使ってLCCが多く利用する成田空港の第3ターミナルへ行く場合、所要時間は約3時間半、運賃は4,650円です。スーツケースはバスのトランクに預けることができます。
一方で前橋駅から電車・新幹線を乗り継いで羽田空港へ行く場合、所要時間は2時間15分。運賃は5,410円です。所要時間は短いものの、運賃は高く、途中の乗り換えで重いスーツケースを引きずる必要があります。
そこで、成田空港までダイレクトアクセスで快適な「アザレア号」とLCCの低運賃を組み合わせて、お得に日本各地へ旅しようと今回のPRイベントが企画されました。
イベント会場では、成田空港のLCC国内線の魅力を発信する航空会社と自治体のブースが設けられ、スタンプラリーが行われました。
土曜日ということもあり、イベント会場には多くの家族連れが来場。各ブースを回った方々が抽選会に挑戦していました。
抽選会の賞品は往復航空券やオリジナルグッズなど豪華で、提供数も多く当選確率の高い嬉しいイベントに。
この日、「けやきウォーク前橋」内にあるコミュニティFMの「まえばしCITYエフエム」(愛称:M.wave)のサテライトスタジオでは生放送を実施中。
成田国際空港株式会社のエアライン営業部の木川直樹マネージャーが番組にゲストとして生出演し、イベントの紹介や成田空港のLCCを利用した旅の魅力などについて語っていました。
ジェットスター・ジャパン じゃんけん大会を実施
今回のイベントには成田空港を拠点とするLCC3社(ジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空日本)も出展。
ジェットスター・ジャパンのステージイベントでは2017年9月26日(火)より開催中の大型セール「Super Star Sale」の紹介や、2017年12月に就航する成田~宮崎線のPRなどを行いました。
ステージイベントの後半ではじゃんけん大会を実施。勝ち抜いた方にジェットスター・ジャパンのオリジナルグッズが進呈されました。
おめでとうございます!
熊本県の「食」の魅力を知る クイズ大会を実施
ジェットスター・ジャパンが成田から国内線を運航している熊本県のステージイベントでは、熊本県にまつわるクイズ大会を実施。
くまモンの真っ赤なほっぺに象徴されるように、トマトの生産量が熊本県が日本一であるなど、「食」の魅力に溢れる土地であることをPRしていました。
強烈なインパクト!香川うどんの妖精「さぬどん」登場
同じくジェットスター・ジャパンが国内線を運航している香川県のステージイベントには香川県観光協会の見習いご当地キャラクター「さぬどん」が登場。
この「さぬどん」、ゆるキャラ界の中ではめずらしくしゃべることでき、その強烈なコメントの数々に会場が湧いていました。
LCC STYLEでも小豆島の女子旅を特集記事で紹介していますが、ぜひジェットスター・ジャパンで魅力あふれる香川県へ旅してみてくださいね。
バニラエアと奄美市が共同でブースを出展 クイズ大会も
LCCバニラエアは成田空港から国内線を運航している鹿児島県の奄美市と共同でブースを出展。バニラエアは2017年9月1日に開始した「バニラエア ポイント」のメリットを来場者にPRしていました。
バニラエアと奄美市によるステージイベントには奄美市のマスコットキャラクター「コクトくん」が登場。
コクトくんのお腹に巻かれた腹巻。これは交通事故の傷をかくしているもので、奄美の自然のパワーで“妖精”として復活したものだそうです。ユネスコの世界自然遺産への登録に向けて活動する奄美市。動植物など環境保全への取り組みに私たちも応援したいですね。
このほかバニラエアの保有機数などを問うクイズ大会が行われ、正解者には奄美の黒糖がプレゼントされました。
春秋航空日本 広島・佐賀の魅力を現役CAがPR
LCC春秋航空日本(Spring Japan)は国内線を運航する広島県と佐賀県と共同でブースを出展。
現役の客室乗務員も会場に駆け付け、広島と佐賀の魅力をPRしました。
ステージイベントには佐賀空港マスコットキャラクターの「むっぴー」と広島空港マスコットキャラクターの「ソラミィも登場。
広島・佐賀の知られざる魅力を披露するとともに、名産品をプレゼントするじゃんけん大会も行われました。
さらにじゃんけん大会の最後には目玉賞品が登場。
春秋航空日本(Spring Japan)の成田~佐賀・または広島のペア往復航空券の提供が発表されると、会場の熱気が一気に上がりました。
現役客室乗務員を相手に、白熱したじゃんけん大会が繰り広げられました。
群馬と成田空港LCCは相性抜群!今が乗り時
じゃんけん大会を勝ち抜いたご家族には春秋航空日本(Spring Japan)のペア往復航空券が進呈されました。おめでとうございます!
今回イベント会場を訪れた方の多くが普段は車でのレジャーが多く、成田空港のLCCはまだ利用したことがないという方がほとんどでした。一方で、片道5,000円以下で乗れる日もあるなどLCCの圧倒的なコストパフォーマンスの良さに驚いていた人が多かったのが印象的でした。
圏央道開通で高速バス「アザレア号」のアクセスが改善し、まさに今が“行き時・乗り時”となった成田空港のLCC。群馬にお住まいの方々も、次回の旅行はぜひ成田空港からLCCを活用してみてくださいね!
(五十嵐 貴文)
関連URL:成田国際空港株式会社 / アザレア号(関越交通株式会社・千葉交通株式会社) / ジェットスター・ジャパン / バニラエア / 春秋航空日本(Spring Japan) /