中国の武漢・重慶便が就航したLCC「春秋航空日本」。国際線限定の機内食「丼メニュー」は人気殺到で行きは即完売!帰りの便で撮影してきました。とろふわの親子丼、焼きなすの味噌汁、絶品の嬉野茶。日本人の心に染み渡る、「泣ける」機内食でした!
祝国際線就航!春秋航空日本で武漢から成田へ
2月13日から念願の国際線がスタートしたLCC「春秋航空日本」。
中国・武漢行きの初便はお祝いムードに包まれ、華やかで快適な空の旅でした。
武漢での滞在を終えて、いがモバは帰りの便に搭乗。行きでできなかった機内食の撮影を行いました。
国際線限定!気になる機内食のメニューを完全公開
春秋航空日本の国際線では国内線とは別にオリジナルの機内食を販売しています。
気になるメニューの中身を紹介していきます。
目玉は丼メニュー!
春秋航空日本の国際線限定のメニューの目玉が「丼・どんぶり」です。
どんなメニューになるか知らなかったので、「そう来たか~」と思わず唸ってしまいまいした。丼は日本の食文化の一つですよね。
国際線で販売される丼メニューは3種類。
・「ふんわりふわふわ親子丼」
・「ぎゅぎゅっと牛肉が味わえる牛とじ丼」
・「海鮮たっぷり中華丼」
3つとも全部おいしそうな丼です。値段はすべて単品で700円。味噌汁やドリンクをセットにすると50円割引になります。
おいしそうな味噌汁や、おなじみのカップラーメン(350円)もあります。
味噌汁は単品だと250円なので、せっかくなら丼とセットで頼んだほうが50円引きになるのでその方がお得ですね。
オーダーを受けてから温めるクロワッサンサンド(500円)もあります。
アルコール類も日本で人気のものが揃っています。
・キリン 「一番搾り」(400円)
・サントリー 「角ハイボール」(400円)
・キリン 「氷結(グレープフルーツ味)」(400円)
・榮川酒造(福島) 「榮川(日本酒)」(500円)
日本のビールや日本酒は中国人にも人気なので、かなり売れそうです。食事やおつまみと一緒に注文すると50円引きになるので、セットがお得です。
おつまみには「カープ女子カツ」(350円)や「イカ天」(350円)などがあります。ビールと相性抜群なのでお酒が進んじゃいそうです。くれぐれも飲みすぎには注意して下さいね。
ソフトドリンク類は国内線とほぼ同じです。就航当初、国内線で販売し大好評だったカリアーリのコーヒーはお土産用が用意されていました。
ただ、飲んでみないとその美味しさも分からずお土産にもしないと思うので、ぜひまたカリアーリのコーヒーをドリンクメニューに復活していただきたいと思います。
丼が大人気!注文はお早めに
中国人にも「丼」が魅力的に映ったのか、武漢に向かう行きの飛行機では丼の注文が殺到。すぐに完売してしまい、行きの飛行機では撮影・実食をすることができませんでした。
帰りの成田行きの便では丼を「個数限定」で販売。いがモバはすぐにオーダーをお願いしました。確実に食べたい人は早めの注文がお勧めです。
いがモバは親子丼・焼きなすの味噌汁・嬉野茶を注文。3つで1100円でした。さあ、どんな仕上がりなのか楽しみです!
ふわふわ!これが話題の親子丼
こちらが話題の「ふんわりふわふわ親子丼」(700円)です。小さなお盆に乗せて運ばれてくるので「和」を感じます。
実際の味はというと、お米が少し硬かったものの、親子丼の具はふわふわ!まるでキッチンで作りたてのような食感でした。
出汁もしっかり利いていて、鶏肉も旨味たっぷりです。
心に染み渡る絶品お味噌汁
いがモバが最も衝撃を受けたのがこちら。「焼きなすの味噌汁」(250円)です。風味豊かな焼きなすがゴロっと入っていて、食べごたえ抜群です。
いがモバは武漢滞在中は中華料理ばかり食べていたので、お味噌汁が身体に優しく染みわたります。
ついに海外デビュー!中島美香園の絶品嬉野茶!
いがモバが個人的に嬉しかったのが、春秋航空日本の国際線でも中島美香園の嬉野茶(200円)を販売していたことです。
2014年8月の高松行き国内線の初便で嬉野茶を飲んだ時に、今まで機内で飲んできたどのお茶よりも美味しくて、いがモバは衝撃を受けたのでした。
去年11月、いがモバはこのお茶を製造販売している佐賀県嬉野温泉の「中島美香園」のお店を取材しました。
突然の訪問にも関わらず、中島美香園の代表取締役・中島 陽一郎さんは優しくおもてなしして頂き、そのお茶にかける熱い思いを聞くことができました。
中国も同じ「お茶」の文化があります。一人でも多くの中国人観光客に嬉野茶を味わってもらい、成田からは春秋日本の佐賀便も飛んでいるので、嬉野温泉に足を延ばしてもらいたいなと思いました。
テレビ朝日の番組が密着取材中!
今回、武漢行きの初便にはテレビ朝日、月刊エアラインなど各メディアが取材に来ていました。
テレビ朝日の番組の方は2月29日深夜0時15分から放送予定の「決め方TV」という番組の密着撮影を行っていました。放送前なので、内容はまだご紹介できないのですが、春秋日本の「あるもの」が放映される予定です。
29日はテレビ朝日にチャンネルを合わせましょう!楽しみです!
憧れの「月刊エアライン」も初便を取材!
そして、いがモバも愛読しているイカロス出版の「月刊エアライン」の記者の方も初便の取材を行っていました。
小さい時から読んでいる憧れの雑誌の記者の方と一緒に取材をすることができて光栄でした。
この様子は2月29日発売の「月刊エアライン」4月号に掲載される予定なので、お近くの書店でぜひ手に取って見てくださいね。
そこに日本があった!「泣ける」機内食
武漢からの帰りの便で味わうことができた春秋航空日本の機内食。一言でまとめると、「泣ける」機内食です。
いがモバは年に何回も中国を訪れていますが、やっぱり無意識に気を張っています。それがこの機内食を口にした途端、一口一口に「日本」を感じリラックスすることができたんです。
春秋航空日本は中国の春秋グループの会社ですが、その飛行機の中は、確実に「日本」が広がっていました。
中国に長く滞在している人にとっては、春秋航空日本の機内食を食べると思わず涙がにじむかもしれません。ぜひ一度味わってみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。