2017年10月11日、LCCバニラエアが沖縄県の下地島空港でのパイロット訓練を開始しました。下地島空港は離発着訓練の「タッチアンドゴー」を間近で見られる航空ファンの「聖地」としても知られています。沖縄から届いた訓練の様子をお届けします!【2017年10月13日23時更新】13日の訓練の様子が現地から届きました!写真を追加しました。
LCCバニラエアが下地島空港で訓練開始
2017年10月11日(水)、沖縄県宮古島市にある下地島空港にバニラエアの鮮やかな黄色の機体が到着しました。
バニラエアはこの日から下地島空港でパイロットの訓練の実機飛行を開始。これまでバニラエアの実機飛行は他の空港で実施してきましたが、スケジュールの自由度が高く効率的な訓練日程が組めることから、下地島空港での訓練がスタートしました。
2017年10月12日(木)からはバニラエアのパイロット訓練生の実機訓練も開始。
訓練生がバニラエアの訓練機(今回は9号機・JA09VA)に乗り込み、実機を使った訓練を行いました。
「タッチアンドゴー」の聖地でバニラエアの訓練が見られるように
下地島空港といえば、離発着訓練の「タッチアンドゴー」を間近で見られることで航空ファンの「聖地」としても知られる人気のスポットです。バニラエアの訓練開始を聞きつけて、既に多くの航空ファンが現地を訪れているようです。
下地島は2015年に全長約3.5キロの伊良部大橋が開通し、宮古島から陸路で訪れることが可能になりました。また、2019年3月には下地島空港に旅客ターミナルが完成する予定で、LCCを中心とした国内線・国際線が就航しアクセスが向上する見込みです。
バニラエア 下地島空港訓練フォトレポート
沖縄の青い空・青い海で「安全」への訓練を積み重ねるバニラエア
こうして2017年10月11日より沖縄・下地島空港で始まったバニラエアの実機訓練。
バニラエアの機体は沖縄の青い海・青い空に良く似合います。下地島での充実した訓練の積み重ねを通して、より快適で、より安全なフライトが提供されることを期待したいですね。
写真:バニラエア
(五十嵐 貴文)