2017年7月25日、スクートとタイガーエアが合併しました。「タイガーエア」のブランドは消滅し、今後は「スクート」として運航します。また、ブランド統合の式典で、関空から「ホノルル」「シンガポール」への直行便など新規就航予定が発表されました。
スクートとタイガーエアが合併 新スローガンも発表
2017年7月25日、シンガポールを拠点とするLCCスクートがタイガーエアとの合併を完了したことを発表しました。
2004年に運航を開始したタイガーエアは13年間の歴史に幕を閉じ、スクートはスローガンを「Escape the Ordinary-日常から飛び出そう」に変更しました。
客室乗務員のユニフォームも一新され、「新しいスクート」として再スタートすることになりました。
スクートは、2012年6月に中長距離路線を運航するLCCとして運航を開始し、魅力的な運賃や安全運航はもちろんのこと、機内Wi-Fiサービスや座席電源など、他のLCCではあまり見られない付加サービスで人気を集めています。
今回のタイガーエアとの統合で、タイガーエアの擁する短距離路線にもスクートのネットワークが広がり、より乗り継ぎが便利になりました。今後「スクート」と「タイガーエア」の「いいとこどり」で、より便利に、よりお得に、より快適な空の旅となることが期待されます。
なお、既に「タイガーエア」の航空券をお持ちの方は、「スクート」の運航便として同じ旅程で出発できますのでご安心ください。
新生スクート シンガポール~関西~ホノルル線に就航予定
今回タイガーエアと合併した「スクート」は、ブランド統合式典の場で「ハワイ・ホノルル」「中国・ハルビン」など2018年6月までの新規就航都市を発表しました。
特に、編集部が注目したのは「ホノルル」。シンガポールを出発し、関空を経由してホノルルに向かうこの路線ですが、関空から見るとホノルルとシンガポールへの直行便が増えることになります。
2017年6月28日にエアアジアXが関空~ホノルルに就航したばかりですが、スクートの就航で関西空港を利用する方はハワイ行きの航空券をよりお得にゲットできるチャンスが広がりそうです。
空港使用料込み!合併記念でセール実施中
スクートは今回の合併を記念してセールを実施しています。予約期間、対象路線及び、セール運賃は下記の通りです。
予約期間:2017年7月25日(火)16:00~2017年7月30日(日)23:59(日本時間)
- 成田~台北(桃園) 片道6,900円〜
- 成田~バンコク(スワンナプーム) 片道9,900円〜
- 成田~シンガポール 片道13,000円〜
- 関西~バンコク(スワンナプーム) 片道9,900円〜
- 関西~高雄 片道7,900円〜
- 関西~シンガポール 片道16,000円〜
- 新千歳~台北(桃園) 片道6,900円〜
- 新千歳~シンガポール 片道13,500円〜
- アムリトサル(インド)、チェンナイ(インド) 片道30,000円〜
- メルボルン(オーストラリア)、シドニー(オーストラリア)、パース(オーストラリア)、ゴールドコースト(オーストラリア) 片道23,900円〜
- ランカウイ(マレーシア)、ペナン(マレーシア) 片道16,900円〜
空港使用料や諸税を含め、アジア路線は片道1万円前後、オーストラリア路線は2万円台となっており、どの路線もびっくりするほどの格安運賃。
預け荷物込みの運賃「フライバッグ」、預け荷物・機内食込みの運賃「フライバッグイート」はセールコード「FLYSCOOT」を入力する事でさらに10%OFFとなり、荷物が多くなりがちな女子旅や、お土産を沢山買う予定の方も、お得に安心して出掛けることができます。
販売期間は2017年7月30日まで。お見逃しなく!!
(前川大輔)
関連URL:スクート公式HP