LCCエアプサンが2017年6月8日、成田~大邱線に新規就航しました。受託手荷物が無料・機内食も無料など、大手航空会社と遜色ないサービスが魅力のエアプサン。初便の様子をお届けします!
エアプサンが成田~テグに就航!
はじめまして、前川大輔と申します。2017年6月8日、LCCエアプサンが成田~韓国・大邱(テグ)の新規路線を開設したということで、就航初便の取材に行って来ました。エアプサンの成田~大邱線の運航スケジュールは以下の通りです。
BX115便 成田11:40発 大邱14:10着
BX116便 大邱8:40発 成田10:40着
(毎日運航)
今回の路線開設には、近年大邱の観光人気が高まっている事と、エアプサンが大邱国際空港を釜山/金海国際空港に次ぐ第二のハブ空港とし、大邱を目的地とする旅客だけでなく乗継客を確保したいという狙いがあるようです。
エアプサンが成田線を開設する大邱は、ソウル,プサンに次ぐ韓国第三の都市。広島や仙台といった地方都市をイメージするとわかりやすいかもしれません。
さて、エアプサンと言えば、自らを「低コスト高サービス航空会社」と名乗り、LCCでありながら、受託手荷物が一定重量まで無料(20キロまで)など、大手のフルサービスキャリアと遜色ないサービスを提供される、「コスパの良い」LCCと評判の航空会社。今回は、搭乗レポートを通じてエアプサンの魅力を余すところなくご紹介したいと思います。
エアプサンBX115便 成田~大邱(テグ)初便搭乗レポート
エアプサンは成田空港の第1ターミナルを使用しています。今回の出発は55番スポットから。
LCCでは、LCC専用のターミナル(成田第3ターミナル)や、連絡バスを使ったオープンスポットを利用するところが多い中、エアプサンは基本的にボーディングブリッジを使っての出発となります。階段を使わず楽々搭乗です。
チェックイン締め切り時刻は他のLCCより少し遅い「出発時間の40分前」。チェックインをした後は搭乗開始まで免税店などでショッピングなど思い思いの時間を過ごすことができます。
搭乗開始後、改札前で職員の方々から就航記念品が手渡されました。
さて、その中身はというと。。。?
エアプサンBX115便 成田~大邱線 初便の記念品は?
初便搭乗の記念品の内容は、パスポートケース、モデルプレーン、大邱広域市の観光パンフレットと豪華。
エアプサンのみならず、地元韓国・大邱市からも観光客の増加などの効果に期待がかけられていることを感じることができます。
他のLCCより座席が広い!エアプサン大邱線の初便はエアバスA321型機を使用
この日のエアプサンの使用機材は、A321-200型機。LCCで一般的なエアバスA320より一回り大きく、最大220人搭乗することができる中型機です。
エアプサンではこのA321-200型機を185席で運用していますが、多くのLCCがサイズの小さい「A320を180席で運用」していることと比較すると、エアプサンはゆとりをもった座席配置をしていることがわかります。
今回、私が搭乗した席は後ろから2列目の通路側33C。
エアプサンは、LCCでありながら無償で座席指定ができるので、取材のしやすい後方通路側の席を指定することができます。コスパの良さを身を持って体感しました。
エアプサンはドリンク・機内食が無料
離陸後、シートベルト着用サインが消灯されると、機内サービスが始まります。
エアプサンはLCCでありながらジュースなどのドリンクや機内食が無償で提供されます。サービスをするCAさんの笑顔がとても素敵ですね!
今回、エアプサンイチオシのみかんジュースをチョイス。機内食としてプルコギサンドも提供されました。
成田発のフライトは昼の時間帯に飛ぶので、ちょうどよい昼食になります。
エアプサンでは、免税品の販売も行われています。
タバコや化粧品、ブランドのバッグなど、普段よりお得に購入できる商品が多数取り揃えられています。帰国便での利用なら、残ってしまった韓国ウォンを使い切るいい機会にもなります。
CA同士で厳しく安全をチェック
日本海を渡り朝鮮半島が見えれば大邱まではあと少し。ドリンクや免税品販売などのサービスが終了し、着陸準備にかかります。
LCCでも、厳しい安全基準は同じ。CAさん同士でダブルチェック・トリプルチェックし、機内が着陸できる体制かしっかり確認します。
エアプサンBX115便はほぼ定刻通りに大邱国際空港に到着。空港では「ようこそ大邱へ」の横断幕が掲げられ、地元からの熱い歓迎がありました。
預け荷物・座席指定・ドリンク・機内食が無料と充実のサービスが魅力のエアプサン。搭乗レポートからエアプサンの「コスパの良さ」を実感していただけたでしょうか?
エアプサンの大邱線は成田以外にも新千歳、関西、福岡の各空港からも就航しており、日本各地からアクセスすることができます。大邱に行かれる際は、「低コスト高サービス航空会社」のエアプサンもぜひチェックしてみてくださいね!
(取材:前川大輔)
関連URL:エアプサン公式HP