いがモバプロデュース「#スクートガジェ旅」企画。ガジェット系人気ブロガーが台北の街の魅力を新たな視点でお届けします。連載第1回はLCC「スクート」の搭乗記。機内WiFi&電源完備でまさに「空飛ぶオフィス」。仕事をしながら快適に移動できます!
台北の魅力をガジェット好きの視点で発信!「#スクートガジェ旅」企画をプロデュース
いがモバ五十嵐貴文のプロデュースで始まった「#スクートガジェ旅」企画。シンガポールを拠点とするLCC「スクート」様にご協力いただき、日本の人気ガジェット系ブロガーが世界的なガジェットの聖地・台北の街を訪問し台湾の新たな魅力をお届けする、という今までにない新しい旅のプロジェクトです。
今回の企画に賛同してくださったガジェット系人気ブロガーの方は以下の3名です。
この3名にいがモバ五十嵐貴文を加えた4名で、2017年2月23日(木)~26日(日)までの3泊4日の日程で台北を訪問しました。今日はその連載の第一回としてLCCスクートの成田~台北線の搭乗レポートをお届けします。
スクートの目玉でもある機内WiFiなどを詳しく紹介しているので、ガジェット好きの方必見です!
スクートは駅直結の成田第2ターミナルを使用!
2017年2月23日(木)午前10時、いがモバら4名は成田空港第2ターミナルのBカウンター前で待ち合わせ。ここにLCCスクートのチェックインカウンターがあります。
成田でLCCというと第3ターミナルを思い浮かべる方も多いと思いますが、スクートではボーディングブリッジを完備した成田空港第2ターミナルを使用していて、雨・風にさらされることなく快適に飛行機に搭乗できます。
また、成田空港第2ターミナルはJR・京成線の「空港第2ビル」駅に直結しているので、3タミと違って長い距離を歩かなくて良いのも嬉しいポイントです。他LCCとの違いはすでにここから始まっているんですね。
ビジネスクラスに当日アップグレードも可能!
スクートのチェックインカウンターでは、当日の飛行機に空席があればビジネスクラス相当の上級座席「スクートビズ」にアップグレードすることができます。
成田空港発の場合は台北行きがプラス7500円、バンコク・シンガポール行きが15000円でアップグレードできます。
スクートビズはゆったりとした座席で、荷物の制限が緩和されたり、機内食・機内エンタメが無料になる付帯サービスも充実しています。仕事を頑張った後の旅行など、自分へのご褒美としてピッタリなので、ぜひ空港カウンターで聞いてみてくださいね!スクートビズについては以前の搭乗記を併せてご覧ください!
スクートは全機ボーイング787型機を使用!
スクートは中・長距離の路線に特化している事から、長距離の運航が可能な最新のボーイング787型機(ドリームライナー)を採用しています。
他の多くのLCCがボーイング737型機やエアバス320型機といった小型機を採用しているので、機体を初めて見た人はその大きさに驚かされます。
1機だけではなくて、全機種787型機を採用しているので、当たりはずれが無いのが嬉しいポイントです。
午前11時半すぎ、台北経由シンガポール行きTZ201便の搭乗が始まりました。
入り口ではスクートの客室乗務員が搭乗券を確認。座席の場所を案内してくれます。
天井高っ!圧倒的に広いスクートの787型機
こちらがスクートのボーイング787型機の機内です。従来機より約20センチも客室内の天井が高くなっているのでかなり開放感があります。
スクートのボーイング787型機は通路が2本あるワイドボディ機。殆どのLCCが通路が1本のナローボディ機を使っているので、それと比べると広々感じますよね。トイレに行くときも通路が2本だと回り込めるので安心です。
スクートのエコノミーシートはどんな感じ?
今回はスクートのエコノミーシートの中でも特に足元の広いスーパーシートを利用する事ができました。(最前列はストレッチシート)。上下に稼働するヘッドレストも完備です。
この区画は12歳未満は利用できない「サイレントシート」で、赤ちゃんの泣き声とかを気にされる方も安心して利用する事ができます。
スクートのスーパーシートの足元の広さは?
スクートのスーパーシートに座ってみると、身長175センチのいがモバの膝の前に握りこぶし2個分以上のスペースがありました。足も組める広さがあります。
以前の記事でも紹介しましたが、通常のエコノミーシートは1.5個分の広さ(それでも他社より広い)なので、少しでも広い座席が良いという方は事前に有料でスーパーシート・ストレッチシートを選ぶのも賢いかも知れませんね。
未来を感じる電子カーテン
様々な最新技術を取り入れたボーイング787型機で、乗客が一番身近に未来感を感じるのは客室の窓。
従来機より広々とした窓には「電子カーテン」が備わっていて、手元のボタンを操作して光の透過率を変更することができます。
一番暗くした状態では写真のようにほぼ真っ暗になるので、昼間でも仮眠することができます。
スクートの日本路線には必ず日本人CAも乗務!
出発の準備が整うと、スクートの客室乗務員が非常時の設備のデモンストレーションを行います。
ちなみにスクートの日本路線は必ず日本人の客室乗務員も乗務しているので、言葉の心配もありません。
そして正午すぎ、スクートTZ201便が台北桃園空港へ向けて成田空港を離陸しました。
飛行機も大きいので多少の気流では揺れないのも嬉しいポイントです。心強い!
スクートの機内食が改善!
LCCの会社の個性が強く出るのが機内食。スクートでも有料の機内食を販売しています。
いがモバは「ビーフとマッシュルームのラザニア」を注文しました。ドリンクとセットで15シンガポールドル(約1200円)です。
座席のテーブルの表面の加工で凄く滑りやすいので、客室乗務員の方からもらえる紙のナプキンを下に敷くのをお勧めします。
「ビーフとマッシュルームのラザニア」、見た目はちょっとシンプルですが中に大きいマッシュルームが入っていて、その風味が程よく生地にしみこみ、味はGOOD!
以前はスクートの弱点は機内食だと感じていたのですが、リニューアルを重ね徐々に改善しているようです。一度お試しあれ!
ガッジェッターの皆さん注目!スクートは全機に機内Wi-Fiを完備
そしてスクートの最大の特徴が全機種に搭載した「機内Wi-Fi」。他の海外のLCCでは徐々にWi-Fi搭載の会社も増えてきましたが、一部の機体にとどまっているのが実情です。
全機種でインターネットが可能なのはスクートだけで、これはブロガーやガジェッター、ビジネスマンにとってスクートを選ぶポイントになると思います。
スクートの機内Wi-Fiの接続料金は以下の通りです。
Wi-Fi接続時間 料金 プラン内容
- 20MBプラン(Social Lite) 5米ドル 制限時間なし(通信速度は最大64kbps)
- 1時間プラン 11.95米ドル 通信量無制限
- 3時間プラン 16.95米ドル 通信量無制限
- 24時間プラン 21.95米ドル 通信量無制限
スクートの機内Wi-Fiの接続方法
スクートの機内Wi-Fiは初めての方だと利用開始までが少し分かりづらいので、写真付きで詳しく紹介していきます。
離陸からある程度の時間が経つと、客室乗務員から「機内Wi-Fi」が利用になった旨のアナウンスがあります。
それからスマホやPCのWi-Fi機能をONにすると、「ScootWiFi」という名前が候補に出現するので、それを選択します。
パスワードはないので選択するだけで接続が開始されます。
Wi-Fiに接続しただけではまだインターネットやアプリの通信機能は使えません。
ブラウザを立ち上げるとスクートの機内Wi-Fiのポータルサイト(入り口)に自動的に飛ばされるので、画面上部の「日本語」を選択し日本語表示に切り替えた後、ページ右側にある「WiFiに接続」を選択します。
すると画面に表示されたセキュリティーコードを入れる欄がでてくるので、その通りに入力します。
文字が読みづらい場合は別の画像を表示する事も可能です。
正しくセキュリティコードを入力すると、スクートの機内Wi-Fiの元となる衛星回線を提供している「T-mobile」のページに飛びます。
その中から接続プランを選ぶのですが、今回は成田から台北までのフライト時間にちょうど良い「3時間プラン」を選択しました。
お値段は16.95米ドル(約1900円)と少々高めですが、ブロガーやビジネスマンなど仕事で使う人にとっては多少高くても繋がる方が助かりますよね。
TwitterやLINEなどが出来ればよいという方は5ドル(約570円)の20MBプラン(Social Lite)がお勧めです。
スクートの機内Wi-Fiの申し込みには各種クレジットカードとペイパルが利用可能です。
ガルマックスの猶木さんの記事によると楽天デビットカードでも申し込めたそうなので、デビットカード派の方も安心です。
カードの情報が正しく入力されるとこのような画面になり、インターネットに繋がるようになります。お疲れさまでした!
ちょっと手間がかかりますが、すべて日本語のページで手続きできるので安心して申し込めます。
早速ネットに接続してみると、このようにいつもと同じようにインターネットを閲覧できます。凄い!
飛行機の現在位置などの情報が分かるアプリ「flightradar24」を使えば、機内に居ながらにして自分の飛んでいる位置を客観的に見ることができます。これは楽しい!
スクートの機内Wi-Fiで空の上でもバリバリ仕事が可能。いわば「空飛ぶオフィス」ですね!ブロガー的には本当に助かります! #スクートガジェ旅 #scoot pic.twitter.com/ZMg8QeGi9b
— いがモバ 五十嵐貴文 (@igamoba) 2017年2月23日
このように写真付きでのツイートも可能です。文字だけで良ければ5ドル(約570円)の20MBプラン(Social Lite)のプランでも大丈夫です。
スクートの機内Wi-Fiの速度は?速度が低下
ただ、機内Wi-Fiのスピードが遅く感じたので計測してもらったところ、下りが約0.2Mbps。残念ながら以前のスピード(下り2~3Mbps)より遅くなっていました。
ただこれは衛星回線の調子や、ガジェッター4人が同時に通信しその他にも接続している人が複数いた為かもしれません。今後の速度を見守りたいと思います。
LCCなのに電源コンセント付き!
最新のボーイング787型機を使用しているスクートでは、座席の下に電源コンセント(110V/60Hz)を完備しています。プラグの形状も日本のものに対応しています。
利用料金はエコノミークラスが短距離路線が5シンガポールドル(約400円)、長距離路線は8シンガポールドル(650円)と、比較的お手頃です。(スクートビズは無料)
機内Wi-Fi&電源コンセント完備のスクートは本当にガジェッター向きのLCCだと思います。
「人生初の海外旅行」に立ち会う
今回「#スクートガジェ旅」に参加してくださった人気ブロガーの猶木さん。実は今回が人生初の海外旅行。わざわざこの企画のためにパスポートを申請してくださいました。感謝です!
窓の外に近づく台湾の景色に想いを馳せていた猶木さん。初めての異国の地はどんな風に見えていたのでしょうか?貴重な瞬間に立ち会えて光栄です。
そして現地時刻午後2時40分、いがモバら一行が乗ったスクートTZ201便は桃園空港に無事到着しました。定刻より15分速い到着です。
TZ201便の最終目的地はシンガポール。シンガポールに行く人は荷物を持って一旦降機し、あらためて同じ飛行機に搭乗します。
「どこがLCCなのか分からなかった」に感激
こうしてスクートの機内でガジェットやインターネットを堪能しながら台北へ移動した人気ブロガーの3人。
感想を聞いてみると総じて好印象で、特にスクートが初めてだったガルマックス猶木さんは「どこがLCCなのか分からないくらい快適だった」と大満足の様子でした。
そんな嬉しそうな3人の姿を見て、自分の事のように嬉しい気持ちになったいがモバでした。
ガジェット好きの祭典!「COMPUTEX TAIPEI」が今年も開催
今回スクートで訪問した台北。毎年台北では世界最大級のIT展示会「COMPUTEX TAIPEI」が開催されていますが、今年2017年は5月30日(火)~6月3日の日程で開催されます。
「COMPUTEX TAIPEI」では台湾が本社の世界的PCメーカーASUSの最新モデルなどが真っ先に発表されるなど、見ごたえのある展示会です。ガジェット好きの方はぜひこのタイミングに合わせて台北を訪れてみてはいかがでしょうか?
快適なスクートがセールでさらに激安価格に!
そしてこの「COMPUTEX TAIPEI」にいくのにもピッタリなスクートのセールが、きのう3月10日から期間限定で開催中です。
(販売期間: 2017年3月10日11:00~2017年3月12日23:59まで)
スクートのセールは燃油・税金コミコミ価格!
「飛んじゃえセール!」と称したセールではスクートが就航する成田・関西・新千歳から台北・高雄・バンコク・シンガポール行きの路線が通常よりさらに安く買うことができます。
成田~台北の場合は片道7500円で、これは金額だけ見るとほかのLCCより若干高いのですが、実はこの中には燃油サーチャージや空港使用料などの諸税がすべて含まれているので「コミコミ価格」でお得なんです。
セールの対象期間がちょうど「COMPUTEN TAIPEI 2017」の期間にもピッタリ合うので、是非チェックしてみてくださいね!
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「#スクートガジェ旅」 協賛企業様
- スクート 様
- エクスペディア 様
- ASUS JAPAN 様
- エクスモバイル 様
【3月20日追記】台北のガジェット面の魅力を紹介した記事を公開しました。こちらもぜひ合わせてご覧ください。
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。