LCCバニラエアがいよいよ明日、北海道・函館に就航します。新鮮な海の幸を活かした海鮮丼などグルメも魅力ですが、お値段は少々お高め。でも函館には1000円以下で大満足のコスパに優れた美味しいご当地グルメが沢山あるんです。おすすめを紹介します!
あすLCCバニラエアが函館に就航!今週は函館特別連載
あす2月19日(日)、格安航空会社・LCCのバニラエアが成田~函館線に新規就航します。翌3月18日(土)には関西~函館線も開設します。
今週のいがモバは「バニラエア函館就航直前企画」として、函館のお役立ち情報を連載で発信しています。
これまでに▼函館空港から市内へのアクセス情報 ▼コスパに優れたおすすめのホテル▼冬でも楽しめる観光スポットについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
函館でしか食べられないご当地グルメをお得に楽しみたい!
北海道・函館のグルメといえば、やっぱり海鮮ですよね。JR函館駅前近くにある函館朝市では新鮮な海の幸を活かした海鮮丼を味わえます。
ただ、どのお店も観光客向けの値段設定で、1500円~2000円とお値段は少々お高めです。毎回の食事でこのくらいのお金がかかってしまうと、ちょっと旅のおサイフには負担ですよね。
そこで今回はすべて1000円以下のコスパの良い「函館ご当地グルメ」のおすすめを紹介したいと思います。それではどうぞ!
函館といえば「ラッキーピエロ」!
函館など北海道の道南地区を中心に展開するハンバーガーショップの「ラッキーピエロ」。「ラッピ」の愛称で函館市民に親しまれています。
1987年(昭和62年)、ベイエリアに1号店を開店したラッキーピエロ。
ベイエリア本店は観光名所の「金森レンガ倉庫」の近くという事もあって、いつも観光客でにぎわっています。
こちらが「ラッキーピエロ ベイエリア本店」のメニューです。
ラッピはハンバーガーショップですが、お店ごとに微妙にメニューが違いカレーなども美味しいと人気です。
人気ナンバーワンの「チャイニーズチキンバーガー」
そしてこちらがラッピの一番人気のメニュー「チャイニーズチキンバーガー」です。
単品で350円、ポテトと自家製ウーロン茶が付いた「ダントツ人気ナンバー1セット」は650円とお値段も手ごろです。
ラッピでは注文を受けてから作り始めるので、いつでも出来立てアツアツ。ゴロっと大きな甘辛のチキンは中から肉汁があふれ出てくるほどジューシーで、食べごたえ満点のコスパに優れたご当地グルメです。
道南地区でおなじみ「ハセガワストア」の「やきとり弁当」
大きなお弁当の箱の看板が目を引くお店。道南地区に展開するコンビニチェーンの「ハセガワストア」です。
このハセガワストアで販売している「やきとり弁当」が、安くて美味しいと函館市民だけでなく観光客にも人気を集めているんです。
「やきとり弁当」を購入するにはまず店内で注文票に記入し、レジの店員に渡します。
サイズやトッピングによって値段が変わりますが、お店の一番人気はやきとり弁当(小)です。お値段は445円とリーズナブル。
味は「たれ・塩・塩だれ・旨辛」の4種類ありますが、お店の人曰く一番人気は「たれ」だそうです。
「やきとり弁当」は注文を受けてから店内で焼いていきます。
店内には美味しそうな香りが広がり、食欲をそそります。
こちらが出来立てほやほやの「やきとり弁当」(小)。海苔の上に豚肉とネギの串焼きが3本乗ります。
よく見るとごはんの容器にくぼみがあるのが分かると思います。ここに串を置き、蓋で具を引き抜いてごはんと一緒に食べるのが正しい食べ方だそうです。
タレは少し濃い目の味付けですが、ジューシーな豚肉に相性ピッタリです。
なぜ「やきとり」が豚肉なのか
ここまで読んだ方は、なぜ「やきとり」なのに「豚肉」なのか引っかかっている方も多いと思います。その疑問にハセガワストアではしっかり答えています。
実は道南地区では元々「やきとり」とは豚肉が一般的で、その理由として道南地区には養豚場が多く、豚肉が鶏肉より安価に手に入りやすかったからではないか、としています。
まさに函館でしか食べられないご当地コスパグルメ、ぜひ味わってみてくださいね。
人気洋食店の味をお手軽価格で!「函館カレー エクスプレス」
続いて紹介するご当地コスパグルメは「カレー」です。
観光名所として知られる五稜郭タワーの2階にある「函館カレーエクスプレス 五稜郭タワー店」では函館の洋食の名店として知られる「五島軒」のカレーをお得な価格で味わえるんです。
こちらが「函館カレーエクスプレス 五稜郭タワー店」のメニューです。
函館ポークカレー、イギリスカレー、フランスカレー、インドカレーなどが税込820円とお手頃価格。
五島軒は函館市内に直営レストランの「レストラン雪河亭」がありますが、ここでカレーを食べると1300円ほどするので、500円ほどお得なんです。
お店の方に一番人気を伺うと、「函館ポークカレー」(820円)との事だったので、迷わずそれを注文。
ラッキョウ、福神漬け、味調節用のガラムマサラは無料で付いてきます。
函館ポークカレーは中辛との事でしたが、口にしてみると思った以上にスパイシー。身体がポカポカ温まってきます。
じっくりと煮込まれ様々な具材が溶け込んだルーは深い味わいで、820円とは思えない上品な味です。さすが五島軒ですね!
「函館カレー エクスプレス」では五島軒のお土産用のカレーを購入することもできます。レトルトの「函館カレー」は一つ350円で、お土産にもぴったりです。
五島軒の味を気軽に楽しめる「函館カレーエクスプレス」は、まさに穴場のご当地コスパグルメのスポット。五稜郭タワーに行った際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!
ご当地コスパスイーツを求めて大沼公園へ
函館のご当地コスパグルメ、最後は「スイーツ」を紹介します。
JR函館駅から特急で20分。JR大沼公園駅前に人気の和菓子屋「沼の家」があります。
「沼の家」名物の「元祖 大沼だんご」
1905年(明治38年)に創業した「沼の家」の看板メニューが「元祖 大沼だんご」。
味はあんこ&しょうゆ、胡麻&しょうゆの2種類で、お値段は小390円、大650円とお手頃価格です。
「元祖 大沼だんご」は賞味期限が当日中なので、まさに北海道・函館まで来ないと食べられないご当地スイーツなんです。
「大沼だんご」は大沼の浮島に見立てた小さいお団子が敷き詰められていて、その上にあんこやしょうゆ(みたらしのタレ)がかかっています。
みたらしのたれの方は割と普通の味なのですが、あんこはビックリするくらい上品な甘さ。柔らかいお団子と一緒に口に運ぶとスッとすぐ溶けてしまう繊細な一品です。これで390円は安すぎです!
この大沼だんごを目当てにわざわざお店を訪れる人も多いそうですが、それも納得の絶品ご当地コスパグルメです。大沼公園に行くついでにぜひ立ち寄ってみてくださいね。
LCCバニラエアで函館のご当地グルメを味わおう!
ここまで4つのご当地コスパグルメを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
北海道・函館にはこのほかにもいっぱいお得で美味しい名店があります。とても一度では回り切れませんが、LCCであればこれまでより気軽に函館に訪れることができるようになります。ぜひバニラエアの函館行きのフライトを活用して、そこでしか食べられないご当地グルメを味わってみてくださいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。