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LTE戦国時代!マレーシアの最新プリペイドSIM

マレーシアで6月30日からTD-LTEのサービスを始めたYESのプリペイドSIMと店員さんといがモバ

LCCの直行便で身近になったマレーシア。現地では多くの通信事業者が高速通信網を整備し、まさにLTE戦国時代。6月末にTD-LTEサービスを開始したばかりの「Yes」を含め、いがモバは主要5社のプリペイドSIMを購入。速度を比較してみました!


 クアラルンプールの空港にずらりと並ぶプリペイドSIM販売店

クアラルンプール国際空港(KLIA)の到着エリアにあるプリペイドSIMの販売店

クアラルンプール国際空港(KLIA)の到着エリアにあるプリペイドSIMの販売店

クアラルンプール国際空港(KLIA)の到着エリアにずらりと並ぶプリペイドSIMの販売店。

現在マレーシアには多くの通信会社があり、日々激しい加入者争奪戦を繰り広げています。

選択肢が多い分、私たち旅行者の立場からすると どの会社のプリペイドSIMを買えばいいか悩んでしまいますよね。

いがモバは7月下旬にクアラルンプールを訪れた際にマレーシアのプリペイドSIMについて取材してきました。きょうは最新情報をまとめて紹介したいと思います。


マレーシアにはどんな通信会社があるの?

現在マレーシアには多くの通信会社がありますが、その中で日本と同じ3大キャリアと呼べる通信会社があります。

マレーシアの3大キャリア

「Digi」、「Maxis」、「Celcom」の3社でマレーシアの通信市場のシェアの多くを占めています。

その他LTEのサービスを行う主な通信会社

3大キャリアの他にも、第4極としてシェアを伸ばす「U mobile」、6月30日にTD-LTEを利用した個人向けサービスを開始した「yes」、3大キャリアのCelcom網を利用するMVNOの「TuneTalk」などがあり、テレコム・マレーシアの子会社で今年サービス開始予定の「webe digital」といった新規参入も控えています。

それでは次にLTEが使えるプリペイドSIMを提供するマレーシアの主な通信会社を順番に紹介していきたいと思います。


シェアを伸ばす「Digi」空港でも1番人気

「Digi Telecommunications」の販売店

「Digi Telecommunications」の販売店

黄色い看板が目を引くDigiのお店。今マレーシアで一番勢いがある通信会社で、2016年の第2四半期(2Q)では加入者数が1位になりました。

3大キャリアの中では一番新しい会社で、日本でいうとソフトバンクのようなイメージです。

3台の携帯で素早く開通作業を行う

3台の携帯で素早く開通作業を行う

実際にKLIAのSIM販売店でも「Digi」のお店が一番人気で、お店の人は3台の携帯電話をフル回転させて開通作業を行っていました。

「Digi」のプリペイドSIMの基本パックの料金は8リンギット(約200円)で、ここに使いたい量のインターネットのパックを付けて利用します。

データ量は普通の使い方なら3日間で1GB程度あれば足りると思いますが、32リンギット(約800円)で合計3GB(1.5GB+午前1時~午前7時1.5GB)、53リンギット(約1350円)で合計6GB(3GB+午前1時~午前7時3GB)といったインターネットのプランがあります。

「Digi」は8月から新しいプリペイドSIMのプランを開始しているので、空港の販売店でも今後は料金が変わるかもしれません。詳しくは公式HPのプリペイドSIMのページをご覧下さい。

「Digi」のAPN設定は?

マレーシアの「Digi」のAPN設定

「Digi」のAPN設定

DigiのSIMをSIMフリースマホに入れると、自動的にAPN情報が読みこまれるので設定を入力する必要はありません。モバイルデータをONにすればインターネットにつながります。

ただ、NTTドコモのスマホのSIMロックを解除したものなどはSIMのAPN情報を読みこめないものがあるので、APNに「diginet」と入力してください。そのほかの入力は不要です。

Digi
APN設定
APN diginet
ユーザー名 不要
パスワード 不要
使用周波数
FDD-LTE (4G)
1800MHz(Band3)
2600MHz(Band7)
UMTS(3G)
2100MHz(Band1)
GSM(2G)
900/1800MHz

Digiが使用するLTEの周波数はFDD-LTE の1800MHz(Band3)と2600MHz(Band7)です。

電波のエリアはクアラルンプール市内で使う分には特に不便を感じませんでした。速度については最後に各社まとめて比較したのでそちらを合わせてご覧ください。

マレーシアの秋葉原「プラザローヤット」へ

「マレーシアの秋葉原」こと「PLAZA LOW YAT」

「マレーシアの秋葉原」とも呼ばれる「PLAZA LOW YAT」

7月22日、いがモバは更なるプリペイドSIMを探しに「マレーシアの秋葉原」と呼ばれる電脳ビルの「PLAZA LOW YAT」(プラザローヤット)へ。

プラザローヤットでは、あるブロガーさんと待ち合わせをしていました。

台湾ブロガーオフ会で知り合ったナグモさんに再会!

台湾ブロガーオフ会で知り合った「なぐも さむ」さんと合流

台湾ブロガーオフ会で知り合った「なぐも さむ」さんと合流

プラザローヤットで待ち合わせをしていたのは、ブログBorderless Worldを執筆しているブロガーの「なぐも さむ」さん

なぐもさんは6月に台湾で開催したブロガーオフ会で知り合ったクアラルンプール在住の方(現在は帰国)で、いがモバがじゃんけん大会に提供した小米のスマホ「Redmi Note3(高配版)」をゲットした方でもあります。

帰国前の貴重なお時間をいただいて、この日はなぐもさんと一緒にプラザローヤット内でプリペイドSIM散策をする事に。

マレーシアで一番最初にLTEを開始した「maxis」

「maxis」の店舗

「maxis」の店舗

いがモバ一行はプラザローヤット内にあるmaxisのお店へ。

3大キャリアの一つの「maxis」は、2013年の1月にマレーシアで一番最初にFDD-LTEのサービスを開始した通信会社です。

日本の通信会社に当てはめるとau的存在です。

maxisのプリペイドSIMブランド「Hotlink」

ずらりと並んだmaxisのプリペイドSIM

ずらりと並んだmaxisのプリペイドSIM(ブランド名はHotlink)

「maxis」は「Hotlink」というブランド名でプリペイドSIMを販売しています。

お店の中にはプリペイドSIMのパッケージがずらり。自分の好きな番号を選ぶことができます。

「Hotlink」のプリペイドSIMの基本パックは10リンギット(250円)です。

「Hotlink」のインターネットの料金プランは?

maxisのプリペイドSIM「Hotlink」の料金プラン

maxisのプリペイドSIM「Hotlink」の料金プラン

「Hotlink」も自分の使いたいインターネットのプランを追加で購入・適応させます。

「Hotlink」には1日限り1GBまで高速データ通信が使えて3リンギット(約75円)という安い物があったので、これを追加購入・適応してもらう事にしました。

その他30日で2GBまでの高速通信が使えて30リンギット(約750円)などのインターネットプランがありました。

英語が上手で優しかったmaxisの店員さん

maxisの店員さんは優しかった

maxisの店員さんは優しかった

プラザローヤットにはインドや中東の人も多く訪れるからか、maxisの店員さんは英語が流暢でとても優しく接客してくれました。

残高照会などの番号が書かれた紙も書いてくれて、いがモバはそのやさしさにホッコリしました。

maxisのプリペイドSIM「Hotlink」のAPN設定

maxis(Hotlink)のAPN設定

maxis(Hotlink)のAPN設定

maxisのプリペイドSIM「Hotlink」もSIMを入れると自動的にAPN設定を読みこむので、基本的には設定は不要です。

読みこまない場合は以下のAPN情報を入れてみてください。

maxis(Hotlink)
APN設定
APN unet
ユーザー名 maxis
パスワード wap
使用周波数
FDD-LTE (4G)
1800MHz(Band3)
2600MHz(Band7)
UMTS(3G)
2100MHz(Band1)
900MHz(Band8)
GSM(2G)
900/1800MHz

maxisのLTEの周波数はFDD-LTEの1800MHz(Band3)、2600MHz(Band7)を使用しています。

maxisの特徴が3Gにプラチナバンドの900MHz(Band8)も使用しているという事で、この周波数に対応した機種を持っているとエリア面で少し得するかもしれません(笑)。

マレーシアのNTTドコモ的存在「Celcom」のプリペイドSIM「XPAX」

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」

次に訪れたのが「Celcom」の販売店。CelcomはプリペイドSIMを「XPAX」のブランド名で販売しています。

なぜか毒々しいパッケージが特徴の「XPAX」。「MAGIC SIM」というパッケージが販売されていました。

「Celcom」は地方の電波に強いと言われていて、日本でいうとNTTドコモ的な存在です。

これまでマレーシアでのシェア1位だった「Celcom」ですが、Digiやmaxisの勢いに押されて加入者を減らしています。

この現状もNTTドコモにどこか似ているかもしれませんね。

「XPAX」の料金プラン

CelcomのプリペイドSIMブランド「XPAX」の料金プラン

「XPAX」の料金プラン

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」の料金プランはご覧の通りです。

10リンギット(約250円)の基本パッケージ代に追加のパッケージプランを足して利用します。

いがモバは速度テストにしか利用しないので、一番安い1日1GBまでで8リンギット(約200円)の「S」プランにしました。

celcom「XPAX」のAPN設定

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」のAPN設定

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」のAPN設定

CelcomのプリペイドSIM「XPAX」もAPN設定は基本的に自動で読みこまれます。

APN名は「celcom3g」ですが、この名前でもちゃんと4GLTEに接続できました。

celcom(XPAX)
APN設定
APN celcom3g
ユーザー名 不要
パスワード 不要
使用周波数
FDD-LTE (4G)
1800MHz(Band3)
2600MHz(Band7)
UMTS(3G)
2100MHz(Band1)
GSM(2G)
900/1800MHz

CelcomのLTEの周波数は他の3大キャリアと同じFDD-LTEの1800MHz(Band3)、2600MHz(Band7)を使用しています。

第4極として頑張る「U mobile」

「U mobile」の販売店

「U mobile」の販売店

3大キャリアに対抗する第4極として頑張っているのが「U mobileです。

橋本環奈さんがイメージキャラクターを務める日本の「U-mobile」とは関係ありません(笑)。

「U mobile」のプリペイドSIMパッケージ

「U mobile」のプリペイドSIMパッケージ

こちらが「U mobile」のプリペイドSIMのパッケージです。

この販売店では通常の基本パッケージ(8.5リンギット・約215円)の在庫が無く、最初から3GB分の高速データを含んだパッケージを販売していました。

料金は40.5リンギット(約1020円)で、データ量が3GBも要らない人にはちょっと割高かもしれません。

「U mobile」は後発の通信会社なので、エリア面でまだ不十分なのですが、maxisとの協業によりU mobileの4G/3Gのエリア外ではmaxisのGSMの電波を利用する事ができます。

「U mobile」のプリペイドSIMのAPN設定

「U mobile」のAPN設定

「U mobile」のAPN設定

「U mobile」のプリペイドSIMも自動でAPN設定が読みこまれるので、基本的に入力は不要です。

U mobile
APN設定
APN my3g
ユーザー名 不要
パスワード 不要
使用周波数
FDD-LTE (4G)
2600MHz(Band7)
UMTS(3G)
※2100MHz(Band1)
GSM(2G)
※900/1800MHz
※ maxis網にローミング

「U mobile」の注意点が、使用するLTEの電波がFDD-LTEの2600MHz(Band7)のみという事です。対応するスマホでないとLTE通信を利用できないので注意して下さいね。

クアラルンプールで一番アツい!?今話題の「yes」

「YES」の販売店

「yes」の販売店

そして最後に訪れたのがyesの販売店。

「yes」という会社名を聞いたことが無いという人多いかもしれませんが、実はクアラルンプールで今一番話題になっているアツい通信会社なんです。

「yes」は 6月30日にTD-LTEサービスを提供開始したばかり

「YES」は6月30日にTD-LTEサービスを開始したばかり

「yes」は6月30日にTD-LTEサービスを開始したばかり

元々WiMAXのサービスを行っていた「yes」。

2016年6月30日からTD-LTEのサービスを開始し、マレーシアで初めてTD-LTEを提供する通信会社になりました。

あのサッカーの名選手が「yes」のCMキャラクターに

元マンチェスターユナイテッドの名サッカー選手のエリック・カントナがYESのCMキャラクター

元サッカー選手で俳優のエリック・カントナさんがYESのCMキャラクター

サービスが始まったばかりの「yes」はクアラルンプールの街中で積極的に広告展開を行っています。

「yes」のCMキャラクターを務める髭の紳士は、元サッカー選手で俳優のエリック・カントナさん。

サッカー好きの人ならご存じだと思いますが、エリックさんは元フランス代表で、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したサッカーの名選手です。

マレーシアでは欧州のサッカーの中継が人気で、このCM起用に繋がっています。

「yes」のWiMAXと4GLTEを組み合わせて節約!

YESのCMで4GLTEとWiMAXの2つの電波を使える事を強調

YESのCMより

yesのCMでは2人のエリックさんが登場。

yesが4GLTEとWiMAXの2つの電波を使えて、組み合わせて料金を節約できることをアピールしています。(端末はそれぞれ別)

「yes」のSIMの基本パッケージ

YESのプリペイドSIMの基本パッケージ

YESのプリペイドSIMの基本パッケージ(HPより)

yesのプリペイドSIMの基本パッケージも他社とほぼ同じで、10リンギット(約250円)です。

yesの場合はこの基本パッケージの中に他社より多い500MB分の高速データ通信量が含まれているので、これだけで滞在中のデータを賄える人もいるかもしれません。

「YES」のプリペイドSIMの料金プラン

YESのプリペイドSIMの料金プラン

YESのプリペイドSIMの料金プラン(HPより)

そしてこちらがyesのプリペイドSIMに追加できるパッケージの料金プランです。

1日1GB・5リンギット(約120円)、1週間で1GB・10リンギットなど、他社より安く旅行者にとっても使いやすいプランになっています。

「yes」はTD-LTE&VoLTEで対象機種が限られる!

YESのTD-LTEのVoLTEに対応する機種の一覧

YESのTD-LTEのVoLTEに対応する機種の一覧

ただ、yesには注意点があります。

yesはTD-LTEの電波を利用し、音声通話にはVoLTEを使用しているので、サービスを利用できる対象機種が限られています

7月末の時点では、yesが販売するスマホと上記の紙に書かれた機種でしかデータ&音声を利用できません。

幸運にもいがモバは小米のMi Maxを持っていたので、yesのサービスを利用する事ができました。

優しく丁寧なYESの店員さん

優しく丁寧なYESの店員さん

今回お店を回った中で、一番フレンドリーだったのがyesの店員さん。

店員さんは日本が好きだそうで、北海道に行ってみたいそうです。今はLCCもあるのでぜひ遊びに来てほしいですね!

「yes」のAPN設定と使用周波数

「yes」のAPN設定

「yes」のAPN設定

yesのプリペイドSIMも基本的に自動でAPN設定を読み取るので、入力は不要です。

Mi Maxでも自動で設定が入力されました。

yes
APN設定
APN yesnet
ユーザー名 不要
パスワード 不要
LTE周波数
TD-LTE(VoLTE対応)
2300MHz(Band40)
2600MHz(Band38)

yesの利用するLTEの周波数はTD-LTEの2300MHz(Band40)と2600MHz(Band38)で、周波数的には対応しているはずのhonor 6plusでは利用できませんでした。

あくまで対象機種のみのサービスなので注意してくださいね。

Mi Maxで「yes」の4GLTE VoLTEと3Gのデュアルスタンバイが可能!

小米のMi MaxでYESのTD-LTEのVoLTEと他社3Gの同時待ち受けが可能

小米のMi MaxでYESのTD-LTEのVoLTEと他社3Gの同時待受が可能

yesは開通手続きに時間がかかります店頭での申し込みから約1時間でyesのSIMが開通しました。

さっそくMi MaxにyesのプリペイドSIMを入れると、yesのTD-LTEの電波でVoLTE通話の待ち受けが確立し、Mi Maxの機能でSIM2に入れたU-mobileの3Gと同時待ち受けが可能という超マニアックな表示になりました(笑)。

まさかの90Mbps越え!「yes」は超速かった!

「PLAZA LOW YAT」の内部ではYESが激速だった

「PLAZA LOW YAT」の内部ではYESが激速だった

さらに、「yes」のプリペイドSIMの速度をテストしてみると、下りがなんと92Mbpsと物凄いスピードが出ました。

日本でもなかなか見かけない数字に感動です。

おそらく、まだ始まったばかりのサービスで帯域をほぼ独り占め状態だったのだと思います。

マレーシアの主要5社のプリペイドSIMが揃った

マレーシアの主要5社のプリペイドSIM

マレーシアの主要5社のプリペイドSIMが揃った

こうしてマレーシアで個人向けにLTEの高速通信と音声通話のサービスを提供している主要5社のプリペイドSIMが揃いました。

さっそく速度を比較していきます。

マレーシアのプリペイドSIMでLTE通信が一番速いのは?速度を比較

マレーシアの主要5社のプリペイドSIMのLTE通信の速度の順位

主要5社のプリペイドSIMのLTE通信の速度の順位

7月23日、クアラルンプール市内で主要5社のプリペイドSIMのLTE回線の速度を計測しました。結果は以下の通りです。

マレーシアプリペイドSIM
主要5社 LTE速度比較
(クアラルンプール・午前8時計測)
キャリア名 下り
Mbps
上り
Mbps
Digi 41.75 19.37
YES 36.61 7.58
U mobile 18.28 14.86
maxis 12.08 23.26
celcom 9.10 15.98

※U mobileのみスマホ故障により7月23日の午前0時前に計測したデータ

テストの結果は、下り(ダウンロード)の速度は「Digi」が41.75Mbpsで一番速く、上りは「maxis」の23.26Mbpsが一番速いという結果になりました。

シェア1位のDigiが下りも上りも共に速く、その人気を裏付ける形となりました。

TD-LTEを開始したばかりの「yes」は下りが36.61Mbpsと速いのですが、上りの速度が7.58Mbpsと苦戦していました。

ただ、今回の速度比較でDigiの計測に使用したスマホはマレーシアで購入したZTEのものなので、電波が最適化されている可能性があります。結果はあくまで目安にしてくださいね。

結論:普通に使うなら「Digi」がオススメ・オタク的には「yes」が一番面白い

YESの店員さんといがモバ

YESの店員さんといがモバ

今回比較したマレーシアのプリペイドSIMの中で、クアラルンプール市内で使うならば空港で購入できて速度も出る黄色の「Digi」が一番オススメです。

一方、携帯オタクの目線でみると、TD-LTE&VoLTEが利用できる「yes」のプリペイドSIMが一番面白いと思います。

「yes」はまだエリアも狭いのですが、それを苦労しながら使うのも立ち上げ期ならではの醍醐味です。

クアラルンプールに行かれた際は、ぜひ「yes」のお店にも立ち寄ってみてくださいね。

Yes | Always 4G LTEYes | Always 4G LTE

「yes」の貴重な対象機種シャオミのMi Maxがマレーシアで大活躍!

YESのTD-LTEのVoLTEに対応した貴重な「Mi Max」

YESのTD-LTEのVoLTEに対応した貴重な「Mi Max」

今回、偶然持参していたシャオミのSIMフリーファブレット「Mi Max」yesのTD-LTE&VoLTEサービスにも対応していて、予想外の大活躍でした。

Mi Maxは最近はamazonなど日本で購入できる通販でも3万円前半と価格がこなれてきたので、海外に良くいかれる方はぜひチェックしてみてくださいね!

by カエレバ

いがモバ
日々変化するマレーシアの通信市場。今回紹介した「yes」だけでなく、今後「webe digital」などの事業者もサービスを開始する予定で、マレーシアのLTE戦国時代はまだまだ続きそうです。これからも定期的にLCCに乗って取材を続ける予定なので、今後のいがモバの記事も楽しみにしていてくださいね!



この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。

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