マカオでサクサクお得にLTE!いがモバはマカオ空港の自販機でCTMのプリペイドSIMをゲット。去年10月に4GLTE通信を開始したばかりのマカオですが、サクサク繋がります。ひと手間かかるSIMの購入・設定方法を分かりやすく紹介します!
タイガーエア台湾でマカオへ
台湾のLCC「タイガーエア台湾」で台北からマカオへ飛んだ、いがモバ。
初めてのタイガーエア台湾は激ウマ機内食に客室乗務員の笑顔のサービスで、大満足のフライトでした。
激レア?マカオ空港に到着!
台北の桃園空港からマカオ国際空港までは約1時間半。あっという間に到着です。
いがモバはマカオにフェリー経由でしか来たことがなかったので、初めての空港にちょっとワクワクします。
マカオ空港はハブ空港ではないので、コンパクトな空港です。飛行機を降りてすぐに入国審査と荷物の受け取り場があります。
預け荷物がなかったので、飛行機を降りてからわずか10分で入国できました。
マカオ空港に着いたらプリペイドSIMの購入を!
セキュリティエリアを出ると、右手にマカオの通信会社「CTM(澳門電訊)」のプリペイドSIMの自販機があります。
多くの人が利用するフェリーターミナルの方には「3 Macau」、「SmarTone Macau」のプリペイドSIM自販機もありますが、マカオ空港ではCTMの自販機しか見つけられませんでした。(もっと探せばあるかも)
マカオ空港のプリペイドSIM自販機の買い方
CTMのプリペイドSIMの自販機の買い方を紹介します。
まず、自分が利用したい日数に合うパッケージを選びます。いがモバの場合、1日のみの滞在だったので、一番日数が少ない2日間用のパッケージ(100パタカ・約1400円)にしました。
自販機では香港ドルも利用可能です。レートは1パタカ=1香港ドルになっています。ほんのわずかにパタカの方がお得です。
ただ、マカオでは香港ドルもほぼすべての店でそのまま使えます。いがモバは両替が面倒なのでマカオでは香港ドルを使っています。
お金を入れた後、ほしいパッケージの番号を入力します。するとパッケージが押し出されて落ちてきます。
菓子パンの自販機みたいでちょっと面白い瞬間です(笑)
こうしてCTMの2日間用プリペイドSIMをゲットしました!
2日間でデータ使用量が1GBを超えると通信速度が256KBに落ちるような注意書きもありました。2日間で1GBも使わないので、ほとんどの場合はこれで用が済むと思います。
自販機にはそのほかにも7日間用のパッケージなども売っているので、長く滞在される方はそちらを購入してくださいね。
いがモバが購入したCTMのプリペイドSIMは標準サイズからnanoサイズまで対応するトリオSIMになっています。
使っているスマホのSIMスロットのサイズに合わせてくり抜けるので、旅行者にとって嬉しい仕様ですね。
マカオのプリペイドSIM「CTM」の設定方法
CTMのプリペイドSIMは、使い始めるまでにひと手間かかるので、その設定方法を紹介します。
CTMのSIMカードをSIMフリーのスマホ(3G・band1/2.1GHz対応であればOK)に入れて、電源を入れるとアンテナマークが立ちます。
このままでは開通されていないので、何かしらのアクションを起こす必要があります。そこで、残高照会用の「*122#」に発信します。
CTM側の開通作業が終わるとSMSが送られてきます。少し時間がかかるので、その間に目的地に向かってもいいと思います。
SMSにデータ通信用のAPNが書いてあるので、それをスマホ本体のAPN設定に入力していきます。
アンドロイドの場合、アクセスポイントの編集の画面で名前は自由に「CTM」などと入力し、APNの欄に先ほどの「ctmprepaid」と入力します。
ほかの欄は何も入れなくて大丈夫です。出来上がったAPNを保存して、アクセスポイント名の選択欄でCTMを選択すればOKです。
APNが正しく入力されていればデータ通信が始まります。LTE対応のスマホであれば、しばらくたつと4GLTEに切り替わります。
マカオはLTE化がちょっと遅れていて、CTMは去年の10月20日にLTEの電波の提供を開始したばかりです。
CTMはLTE通信のband3・band7(FDD)/band40(TD)の免許を持っていて、いがモバの持って行ったSIMロック解除済みのauのLGV32ではLTEのband3の電波をつかみました。
開始したばかりのマカオのLTE通信ですが、エリアも広くほとんどの場所でLTE通信ができました。
グーグルマップでのナビもばっちりで、この後のマカオ観光で大活躍しました!
SIMフリー機があるならローミングよりプリペイドSIMを!
今回購入したCTMのプリペイドSIMは2日間用のパックで約1400円。
日本の携帯会社のローミングで使うと、1日1980円~2980円かかります。2日間だと約4000円~6000円です。プリペイドSIMの方が断然お得ですよね。
マカオの場合は空港やフェリーターミナルの自動販売機で簡単にプリペイドSIMが購入できるので、SIMフリーのスマホを持っている方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。