LCCの深夜便でシンガポールへ。チャンギ国際空港はプライオリティパス加盟ラウンジが多く、入国後に使える場所も。ブッフェやシャワーも無料でホテル要らずのプライオリティパス天国でした!航空会社の使用ターミナルとラウンジ情報をまとめて紹介します。
LCCの深夜便でシンガポールのチャンギ国際空港へ
8月7日、いがモバはLCC「ジェットスター・アジア」に乗って台北からシンガポールへ。チャンギ国際空港に到着したのは現地時間の午前1時すぎでした。
いがモバが乗ったジェットスター・アジア3K722便は関西空港からの経由便だったので、日本人も多く乗っていました。
チャンギ国際空港の航空会社のターミナル情報まとめ
いがモバが利用したジェットスター・アジアはチャンギ国際空港の第1ターミナルを使用しています。
世界中のエアラインが乗り入れするチャンギ国際空港には、2016年8月時点で3つのターミナルがあります。
現在第4ターミナルの建設も進んでいて、2017年の供用開始を目指しています。今後第5ターミナルの建設も計画されるなどチャンギ国際空港はメガ空港へ進化を続けています。
この広大なチャンギ国際空港では、自分の利用する航空会社がどのターミナルを使用するのか事前に分かっておくと便利です。
以下、航空会社の使用ターミナルをまとめてみたので参考にしてみてください。日本からの直行便を運航する航空会社は赤字にしてあります。
第1ターミナル
<FSC・フルサービスキャリア>
▼JAL▼デルタ▼チャイナエアライン▼エバー航空▼キャセイパシフィック▼タイ中国国際▼ トルコ▼エミレーツ▼カンタス▼エールフランス▼ブリティッシュエアウェイズ▼フィンエアー▼KLMオランダ▼中国南方▼アモイ▼バンコクエアウェイズ▼ミャンマー国際▼ニューギニア▼スリランカ▼ビーマンバングラデシュ▼モーリシャス
<LCC>
▼ジェットスターグループ▼エアアジアグループ
第2ターミナル
<FSC・フルサービスキャリア>
▼ANA▼シンガポール航空(南アフリカ・サウジアラビア・アラブ首長国連邦・南アジア・東南アジア)▼シルクエアー▼マレーシア▼大韓▼アシアナ▼エティハド▼ルフトハンザ▼海南▼ ラオス国営▼エアティモール▼フィリピン▼ロイヤルブルネイ▼エアインディア
<LCC>
▼スクート▼タイガーエアグループ▼ファイアフライ▼セブパシフィック▼インディゴエアウェイズ▼スリウィジャヤ▼エアインディアエクスプレス
第3ターミナル
<レガシー>
▼シンガポール航空(アメリカ・ブラジル・ヨーロッパ・東アジア・オセアニア)▼ユナイテッド(日本直行便運休中)▼中国東方▼ガルーダインドネシア▼ベトナム▼サウディア▼カタール▼ジェットエアウェイズ
<LCC>
▼ ライオンエアグループ(ライオンエア・タイライオン・マリンドエア・バティックエア※FSC)
チャンギ国際空港でプライオリティパスが使えるラウンジまとめ
世界中の空港の加盟ラウンジが使える「プライオリティパス」。チャンギ国際空港では数多くのラウンジが加盟していますす。
ターミナル別にプライオリティパス対応のラウンジをまとめたので、利用する航空会社、乗り継ぎ先のターミナルに合わせて利用してみてくださいね。
第1ターミナル
<Airside・制限エリア内>
・AIRPORT WELLNESS OASIS
・DNATA LOUNGE
・PLAZA PREMIUM LOUNGE
・SATS PREMIER LOUNGE
第2ターミナル
<Airside・制限エリア内>
・AMBASSADOR TRANSIT LOUNGE
・SATS PREMIER LOUNGE
・THE GREEN MARKET
第3ターミナル
<Airside・制限エリア内>
・AMBASSADOR TRANSIT LOUNGE
・DNATA LOUNGE
・SATS PREMIER LOUNGE
<Landside・一般エリア>
・THE HAVEN BY JETQUAY
シンガポール入国後に使えるラウンジがある!
チャンギ国際空港の数多くのプライオリティパス加盟ラウンジの中で、最も使い勝手が良いラウンジがあります。
それは先ほどのラウンジ一覧で赤字にした、第3ターミナルの一般エリア(Landside)にある「THE HAVEN BY JETQUAY」です。
一般エリアにある「THE HAVEN BY JETQUAY」は乗り継ぎで使えるのはもちろん、入国後に利用できるので深夜到着後にMRTの始発の時間までホテル代わりに使う事もできるんです。
チャンギ国際空港のターミナル間の移動はスカイトレインが便利
「THE HAVEN BY JETQUAY」は第3ターミナルにあるので、異なるターミナルからはスカイトレインで移動します。
スカイトレインの運行時間は午前5時から深夜2時半まで。殆どの人はこの時間内に移動できると思いますが、スカイトレインの営業時間外はシャトルバスが運行しているので、それに乗ってターミナルを移動します。
チャンギ国際空港の第3ターミナルに到着
いがモバはスカイトレインで第3ターミナルへ。
2008年に開業したチャンギ国際空港の第3ターミナルは超広大で、まるで近未来の異世界に迷い込んだようです。
チャンギ国際空港3タミ1階の「THE HAVEN」
この第3ターミナルの一般エリアの1階(到着階)に、プライオリティパスで入れるラウンジ「THE HAVEN BY JETQUAY」(以下 THE HAVEN)があります。
向かい側にマクドナルドがあるので、それを目印に歩いてみてくださいね。
一般エリアにある「THE HAVEN」は入国後に使える!
「THE HAVEN」の受付でプライオリティパスを見せて、サインをすれば利用開始です。
シャワールームや仮眠室(NAP ROOM・別料金)もここで手続きをします。
スタッフは笑顔で愛想も良く、片言の英語でもしっかり聞き取ってくれました。さすが国際空港です。
「THE HAVEN」は最初に食事をオーダー
「THE HAVEN」では受付時に食事(ホットミール)を注文します。
メニュー表の中から1つ選び、食べたい時間を伝えます。お腹が空いている人は「now」と伝えればすぐ作ってくれます。
コンパクトながらきれいな「THE HAVEN」
「THE HAVEN」はコンパクトながらきれいなラウンジです。
この日は日曜日という事もあって多くの外国人のグループの姿が。ソファーをくっつけてベッドのようにして休んでいました。
「THE HAVEN」の電源プラグ・変換器も貸出有
「THE HAVEN」には各ソファーの近くにコンセントがあります。
ただ、「THE HAVEN」のコンセントはすべて「BFタイプ」で、日本などで使われる「Aタイプ」ではありませんでした。
形状が合わない場合は、フロントで変換プラグを無料で借りられます。
「THE HAVEN」の無料ドリンク
次に「THE HAVEN」のブッフェをチェックしていきます。
ドリンク類はコーラやスプライト、オレンジジュースなどが置いてありました。
「THE HAVEN」の無料コーヒーマシーン
また、コーヒーマシーンとお湯のサーバーもあるので、無料でコーヒーや紅茶が楽しめます。
「THE HAVEN」の食事は簡素
「THE HAVEN」の食べ物はかなり簡素です。
こちらは食パンとジャム。
そしてカップ麺も。そのほかはクッキーなどの軽食しかありませんでした。
「THE HAVEN」はオーダー式の食事が凄い!
ただ、最初にオーダーした温かい料理はかなり本格的です。
いがモバは春雨ヌードルの海老添えを注文したのですが、しっかりとした味付けでレストランで出されるような本格的な料理でした。
出来立ての暖かい料理をしっかり食べた後は、MRTの始発の時間までのんびり過ごします。
「利用時間は3時間まで」とされていますが、3時間を超えても特に声はかかりませんでした。
「THE HAVEN」と同じ3タミ1階に手荷物預かり所がある
始発の時間が近づいたので、いがモバはラウンジを出て同じ3タミの1階にある手荷物預かり所へ。
ここでスーツケースを預けると手ぶらで観光ができます。
料金は重さ別で、24時間までの料金は以下のようになっています。
・10キロまで 3.21シンガポールドル(約240円)
・10~30キロ 4.28シンガポールドル(約320円)
・30キロ以上 8.56シンガポールドル(約650円)
手荷物預かり所は3タミの他にも第1・2ターミナルの一般・制限エリアにそれぞれあるので、利用する航空会社のターミナルで利用するのが便利です。
手ぶらでMRTの始発に乗ってシンガポールの市内へ!
手ぶらになったらMRTの駅へ向かいます。
チャンギ国際空港のMRTの始発の時刻は月~土曜日は午前5時半すぎ、日・祝日は午前6時前です。
この日は日曜日だったので、午前6時前に始発列車がきました。
人の少ないシンガポール市内を快適観光!
いがモバはMRTの緑のライン(East West Line)に乗って、Tanah Merah(タナメラ)駅で乗り継ぎ、Raffles Place(ラッフルズプレイス)駅へ。
この駅から有名なマーライオン像の広場に歩いていく事ができます。マーライオン像の先には有名なマリーナ・ベイ・サンズも見えます。
シンガポールでもポケモンGOができる!
シンガポールでは、前日の8月6日にスマホゲーム「ポケモンGO」が配信されたばかりでした。
空港やMRTの中でポケモンGOに興じる人の姿も目立ちました。
試しにマーライオン像の近くでポケモンGOをやってみると、沢山のコイキングがいました。ここは海なのですが・・・(笑)。
制限エリア内のプライオリティパス対応ラウンジへ
市内観光を満喫した後、いがモバはチャンギ国際空港に戻ってきました。
航空会社のチェックイン・出国審査を終えて、第3ターミナルの制限エリア(Airside)へ。
プライオリティパスを利用できるラウンジはエスカレーターを上った先の3階にあります。
チャンギ3タミのPP加盟ラウンジの場所は?
チャンギ国際空港の第3ターミナルの制限エリア内で、プライオリティパスを利用できるラウンジは3つあります。
・AMBASSADOR TRANSIT LOUNGE
・DNATA LOUNGE
・SATS PREMIER LOUNGE
その中でSATSラウンジとDnataラウンジは出国審査場を出てすぐの場所にあるのでアクセスの良いラウンジです。
チャンギ3タミのPP加盟ラウンジ「DNATA LOUNGE」
いがモバはまずDnataラウンジへ。
チャンギ3タミ「DNATA LOUNGE」は開放的な空間
Dnataラウンジの中は吹き抜けになっていて開放的な空間です。
窓の外に駐機している飛行機を見る事もできます。
チャンギ3タミ「DNATA LOUNGE」のブッフェコーナー
こちらはDnataラウンジのブッフェコーナー。
Dnataラウンジのブッフェの食事はシンプルな内容です。
ただ、なぜかDnataラウンジはサンドインチの種類が豊富なので、色々食べ比べることもできます。
チャンギ3タミ「DNATA LOUNGE」のシャワーはきれい
Dnataラウンジにはきれいに清掃されたシャワー室もあります。
タオルも無料で借りられるので出発前に汗を流すことができます。
隣の「SATS PREMIER LOUNGE」へ
一通りDnataラウンジを見た後は、お隣の「SATS プレミアラウンジ」へ。
このようにチャンギ国際空港はプライオリティパス加盟ラウンジがたくさんあるので、はしごする事も可能です。
チャンギ3タミ「SATS PREMIER LOUNGE」
「SATS プレミアラウンジ」の中は先ほどのDnataラウンジより広く、座席も多く用意されています。
「SATS PREMIER LOUNGE」に豪華なマッサージ機も
「SATS プレミアラウンジ」の中には豪華なマッサージ機も。
マッサージ機の横にはサムスンのギャラクシータブが自由に使えるようになっていました。
チャンギ3タミ「SATS PREMIER LOUNGE」の食事
そして気になるブッフェですが、「SATS プレミアラウンジ」はDnataラウンジより豪華なラインナップ。
ベジタリアンに配慮したかぼちゃのサンドイッチや(美味)、インド風カレーとナン(美味)、シンガポールの人気料理のラクサを自分で作れるコーナーもありました。
チャンギ3タミ「SATS PREMIER LOUNGE」のシャワー室
いがモバは受付でタオルを借りて、「SATS プレミアラウンジ」のシャワー室へ。
Dnataラウンジと比べて毛が残っているなど清掃が不十分な点もありましたが、それでも十分きれいです。
いがモバはここでゆっくりシャワーを浴びました。天井から降り注ぐレインシャワーもあって、冷房で冷えた身体をやさしく温める事ができました。
シャワーで身体はホカホカ。身体を拭くバスタオルもフカフカで、贅沢なホテル気分を味わう事ができました。これはありがたい!
チャンギ国際空港はプライオリティパス天国だった!
このように、今回チャンギ国際空港では到着後に3タミの「THE HAVEN BY JETQUAY」で夜食兼朝食を食べ、出国審査後に3タミの「SATS PREMIER LOUNGE」で昼食とシャワーを浴びました。
すべてプライオリティパスで無料で利用できたので、シンガポール滞在中にはMRTの電車賃と手荷物一時預かりのお金しかかかりませんでした。
シンガポールは物価が高いのですが、プライオリティパスがあれば激安で観光できます。過去最高にプライリティパスが活躍した半日でした。
プライオリティパスを「楽天プレミアムカード」で無料ゲット!
シンガポールで大活躍した「プライオリティパス」ですが、通常有料の会員資格を無料でゲットする方法があります。それは「楽天プレミアムカード」を申し込む事です。
「楽天プレミアムカード」は年会費が10000円(税抜)のクレジットカードですが、充実した旅行保険などのサービスに加えて、なんとプライオリティパスの加盟ラウンジを利用できる「プレステージ会員」を無料で申し込めるんです!
LCCの旅にも相性抜群な楽天プレミアムカード。期間限定で年会費相当のポイントを貰えるキャンペーン中なので、1年間だけお試しで持ってみてもいいかもしれませんね。
審査が不安な人は「楽天カード」から切り替えを
楽天プレミアムカードはゴールドカード相当のクレジットカードなので、審査が不安という人もいるかもしれません。いがモバは最初に一般カードの「楽天カード」を作って、半年間支払い実績を積んだ後に切り替えるという方法を使いました。
楽天カード自体は年会費が無料で無駄にならないお得なクレジットカードなので、そのまま使うのもお勧めです。
楽天カード経由で楽天プレミアムカードをゲットして、世界の空港ラウンジで無料ブッフェを楽しんでみてくださいね!
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この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。